スポーツカーを愉しむ | 空力による燃費向上実践記や速く走るための空力理論など

「エーモン静音計画E」静音マルチモールでボンネット下の隙間風を防げ!

これまで数々の空力チューンによってエアロ性能を向上してきた愛車「ワゴンR」は私の通勤車であり、毎日の高速道路を往復する「高速通勤燃費スペシャル」である。さらなる高みを目指すべく、私はワゴンRの「ツアラー性能」を向上させることにした。ツアラー性能向上で目指すべきものは高級セダンの持つ「静粛性」である。果たして軽自動車代表のやかましいワゴンRをどこまで静かにできるのか楽しみである。

 

ワゴンRを「エアロツアラー」に進化させよ!

 

空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ! 

 

ワゴンRのエアロツアラー化計画第6弾は、エーモン静音計画の静音マルチモールを使用した、ボンネットの風切り音対策である。

 

フロントの風切り音を減らしたい

 

ボンネットを開けたワゴンR

 

上州名物「空っ風」が風切り音をもたらす

下道を走っているときは全く気にならない「風切り音」だが、高速道路上となると途端に姿を現すことがある。フロント付近の風切り音がその一例である。「エーモン静音計画D」ボンネットスポイラーでフロントガラス付近の風切り音をなくせ!にてワイパーから発する風切り音は、70〜80km/hのスピードで高速道路上を巡航しているくらいの速度域ではフロントガラス付近の風切り音はあまり気にならなくなった。

 

しかし、私が住んでいる群馬県は、「かかあ天下と空っ風」が名物で、冬場になると半端じゃない突風が吹き付ける。ボンネットスポイラー装着によって無風に近ければフロントガラスから聞こえる風切り音はほとんど防げるものの、上州名物空っ風が顔を出すとたちまちワゴンRの周りを流れる空気の速さは軽く100km/h巡航時のそれを超えてしまうため、風切り音が大きく、車内の静粛性が落ちてしまうというわけである。

 

つまり、空っ風が吹いた時のフロントから発生する風切り音を低減させる必要があるということである。ということで、フロントの風切り音を低減する手立てを考えなくてはならないということである。
空力チューン第5弾!ドアバイザー外しで風切り音を低減せよ! 

 

フロント付近の風切り音の正体は「隙間」?

 

ボンネットとグリルの隙間が気になる

 

ボンネットとグリル、ライト、フェンダーの「隙間」が原因ではないか?

ボンネットスポイラーによってワイパーの風切り音はほとんど聞こえなくなっているし、冬対策!秘技「グリル塞ぎ」で空気抵抗を減らし、吸気温度を上げよ!にてグリルは塞いでいるため、グリルから風切り音が発生することは考えにくい。

 

他にフロントの風切り音が発生する可能性があるのは、ボンネットとグリル、ライト、フェンダーが「作り出す「隙間」である。どんな車種であっても、開閉部は干渉しないように「隙間」が設けられている。つまり、ワゴンRに限らずどんなスーパーカーであっても「隙間」はあるのである。
「エーモン静音計画C」風切り音防止テープで車内を密閉し、外部の音をシャットアウトせよ! 

 

「隙間」を埋められれば風切り音は低減できるのではないか?

直感的に思ったのは、隙間による「隙間風が風切り音の原因ではないか?」ということである。つまり、モールの類で隙間を埋めることができれば、隙間風による風切り音が発生しなくなるのではないか?ということである。

 

 

隙間風による風切り音発生を抑えるための仮説が立てられたので、あとは実行するだけである。いきなり装着する前にまずは現物チェックを行うことにしよう。

 

エーモン静音計画の「静音マルチモール」をチェック!

 

 

静音マルチモールは柔らかい

 

かまぼこ型のモールに3M製両面テープ付き

実際に手に持ってみて思ったのは、「柔らかい」ということである。静音マルチモールはその名の通り「マルチ」に使えそうな形状である。今回はボンネット下の隙間埋めに使用するが、それ以外の隙間を埋める用途でも使えるマルチな活躍が期待できる。

 

ちなみにボンネット下に用いる静音マルチモールは約3mのモールが1本入っている。

 

貼り付ける場所は「ボンネット下全般」

 

実際に装着してみた!

 

右フェンダーから右ライト、グリル、左ライト、左フェンダーまで一繋ぎ

上の写真はボンネット下に静音マルチモールを実際に装着しているときの様子である。フェンダーに貼りつけている際は静音マルチモールの幅もピッタリで簡単に貼ることができた。

 

ライトの上はボンネットと当たるような位置に貼りつけなくては効果を発揮出来ない。そこで何度かボンネットを開け閉めしながら貼るべき場所を導き出した。その結果、ライトの上の透明な部分と透明でない部分で貼りつける場所を断定することができた。

 

逆にグリルの上は悩みようがないくらいピッタリの幅だったため、問題なく貼ることができた。注意点としては、フェンダーとライトの繋ぎ目部分が貼りつけられるほどのスペースがないので、そこは貼りつけられたらというイメージで長さに余裕を持たせる必要がある。

 

ちょっと浮いてしまっているので、あなたはこうならないように気を付けて欲しい

 

大抵の車は1本買えば余裕で余りが出る長さ 

 

静音マルチモールの残り

 

余程大きな車でない限り、1本で事足りる

実際にMH23S型ワゴンRに装着した後の残量が上の写真に表れている。静音マルチモールは約3mもあるため、軽自動車であるワゴンRでは結構な長さが残った。マルチモールと呼んでいるくらいだから、車に限らず有効活用できそうである。これから貼りつける方は参考にして頂きたい。

 

静音マルチモールを装着した結果、風切り音は低減できたのか?

 

ボンネット下の隙間はしっかり埋めることができた!

 

フロントの風切り音が気持ち小さくなった気がする(笑)

フロントから聞こえてくる風切り音は気持ち小さくなったような気がした。ボンネットスポイラーによって70〜80km/h巡航時のフロントからの風切り音はほとんど聞こえないくらいだったが、それが若干静かになったような気がするレベルという結果であった。
「エーモン静音計画D」ボンネットスポイラーでフロントガラス付近の風切り音をなくせ! 

 

「エーモン静音計画C」風切り音防止テープで車内を密閉し、外部の音をシャットアウトせよ!では、ドアに付いているウェザーストリップがボディに接する部分にモールを貼り付け、ゴムパッチンの如く隙間を無くすことで明らかに車内の静粛性が向上した。今回は車内からは一番遠い部分だったため、今一つ風切り音低減効果を感じられなかったのかもしれない。

 

本来の目的とは異なる部分に意外な効果が現れた!

本来はボンネット下の隙間をなくし、隙間風から来る風切り音を低減するというのが目的だったが、それとは関係ないところで車内の静粛性向上に効果を発揮した。

 

それは、段差などを走ったときに感じる「ガツン」とした衝撃音が低減されたのである。静音マルチモールによるボンネット下の隙間埋めの効果を最も体感することができたのは「段差」である。おそらく段差の度にボンネットのストライカーがぶつかることで発生していたガツンとした衝撃音が、静音マルチモールによってぶつかりにくくなったことが原因だと考えられる。

 

つまり、風切り音低減よりも、ゴムモールの「衝撃吸収材」としての役割の方が車内の静粛性向上に役立ったというわけである。思いがけない結果になったが、車内の静粛性が上がったということで結果オーライとしよう!(笑)

 

ワゴンRを「エアロツアラー」に進化させよ!


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