スポーツカーを愉しむ | 空力による燃費向上実践記や速く走るための空力理論など

プレミアムセダンVS軽自動車ワゴンR、車内の静粛性対決で勝つのはどっちだ?

 

愛車ワゴンR

 

今回、あることがきっかけで親父の車に乗って通勤する機会があった。そこで、ワゴンRエアロツアラー化計画の途中経過のレベルがどの程度まで来ているのか判断するため、実際に高速メインの通勤ルートで車内の静粛性を比較することにした。
ワゴンRを「エアロツアラー」に進化させよ! 

 

私のワゴンRは空力チューンによる燃費チューン(空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ!)から始まり、途中からは車内の静粛性向上による長距離ツアラーとしての性能を向上させる取り組みにも力を入れている。

 

今回の比較対象は直6セダンである、トヨタ・アルテッツァである。

 

トヨタ・アルテッツァとは?

出典:アルテッツァ

 

2L直6エンジンを積んだ、トヨタのセダン

アルテッツァは、あのAE86の後継車として車好きに期待され、世に出てきたスポーツセダンであるとともに、レクサス初代ISとしても開発された、「プレミアムセダン」でもある。そのため、BMW3シリーズやメルセデスベンツCクラスなどが競合であった。

 

アルテッツァには主に2種類のグレード(RS200とAS200)があり、RS200は2L直列4気筒の210馬力、AS200は2L直列6気筒の160馬力を積んでいる。簡単に言えば、RS200がスポーツセダン、AS200がプレミアムセダンといったところであろうか。

 

相手はAS200のプレミアムセダン

今回ワゴンRの比較相手となるのは、2L直6エンジンを積んだAS200(4AT)である。直6エンジンの振動の少ない滑らかな回転フィーリングは絹のような様を表し、BMWの直6エンジンは「シルキーシックス」と呼ばれるほどである。

 

それに対してワゴンRは0.66Lの直列3気筒エンジンを搭載する「軽自動車」である。軽自動車であるワゴンRとプレミアムセダンであるアルテッツァ、果たして車内の静粛性が高いのはどちらであろうか?

 

まずは街乗り区間で勝負!

 

出典:アルテッツァの直6エンジン

 

街乗りは「エンジン」の静粛性の影響が大きい

やはり街乗り区間では、アルテッツァの直6エンジンの静粛性の高さが際だっていた。ワゴンRの直列3気筒エンジンに比べて3倍以上のパワーがあるアルテッツァの方がストップ&ゴーの多い街乗りでは快適だし、エンジンを回さなくても周囲の流れに乗って走行できるため、車内の静粛性は高い。

 

その点ワゴンRは流れに乗れているうちは快適なのだが、赤信号で止まる度に軽自動車特有のエンジンサウンドが車内に押し寄せてくる。こればっかりは自作の断熱シートをボンネットに装着することでエンジンルームを保温し、燃費向上と静音化を実現せよ!にてエンジンサウンド低減を行っているが、さすがに直6エンジンには敵わなかった。

 

40〜60km/hぐらいで流すだけならいい勝負!

ワゴンRも流れに乗り、40〜60km/hぐらいで流しているときはアルテッツァと遜色ないくらいまで静粛性が向上していることが体感できた。やはりストップ&ゴーが多い区間ではワゴンRでは勝負にならないが、一定速で流す場合はいい勝負になるのかもしれない。

 

エアロツアラーの本領発揮!高速区間はワゴンRに軍配

 

空力チューンで魔改造した愛車ワゴンR

 

60km/hオーバーから「空力」の影響が大きくなる

私のワゴンRは空力チューンによって最高燃費35.3km/Lを叩き出した空力マシーンである。その空力チューンは特徴的なリアスパッツや穴開きリアバンパー、前後ディフューザーやボルテックスジェネレーター、アルミテープチューン、フェンダートリム、前後ストレーキ、ルーフスポイラー、ボンネットスポイラーなど多岐に渡る。
空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ! 

 

街乗り区間では空力が与える影響はあまり大きくないが、高速区間など60km/hを超えてくると空力の影響は一気に大きくなってくる。ちなみにワゴンRもアルテッツァも80km/h巡航での静粛性を比較した。

 

騒音レベルはほぼ変わらないが、アルテッツァの方が不快な音がした

高速区間になり、アルテッツァを走らせると意外なほど車内が騒がしいことに気が付いた。そこでスマホの騒音計で調べてみると、ワゴンRと1?の違いがあるかどうかのレベルでわずかにアルテッツァの方が数値的には小さいという結果であった。

 

しかし、耳で感じる音には明確な違いがあり、アルテッツァの方が明らかに不快感が高かった。というのもアルテッツァは純正のドアバイザーが装着されている。空力チューン第5弾!ドアバイザー外しで風切り音を低減せよ!で記事を書いたようにワゴンRではすでにドアバイザーを外している。

 

アルテッツァで気になったのはエンジン音ではなく、耳元で発生する騒音であった。

 

高速区間の快適性を上げるオススメのチューン

 

ドアバイザー取り外しはオススメ!

 

高速走るならドアバイザーは積極的に外そう

ドアバイザー取り外しによって、ワゴンRでは耳元の風切り音がほとんどなくなるくらいの劇的な効果があった。アルテッツァは3ボックスのセダンであり、車内の静粛性においてのポテンシャルは高い。加えて直6エンジンであることから振動の少ない快適なドライブができるはずである。

 

アルテッツァで高速区間を走ってみて私が感じたのは、ドア周りの騒音が明らかに大きいということである。これはドアバイザーがあることによる「風切り音」によるものであり、ドアの隙間から車外の騒音が入り込んでしまっていることが原因だと考えられた。

 

車内の密閉性はワゴンRの方が上

実際にワゴンRでは「エーモン静音計画C」風切り音防止テープで車内を密閉し、外部の音をシャットアウトせよ!によってドアの隙間を埋めてあり、車外から入り込んでくる騒音はワゴンRの方が明らかに小さく、車外の音はほとんど聞こえない。

 

このあたりが騒音レベルがアルテッツァとワゴンRでほぼ変わらないにも関わらず、アルテッツァの方が不快に感じた原因ではないだろうか?

 

高速区間の静粛性で、プレミアムセダンを超える日が来るかも?

 

出典:レクサスLS

 

ワゴンRエアロツアラー化計画で目指すのはプレミアムセダン並みの静粛性

まるで夢物語に思えるかもしれないが、私は軽自動車であるワゴンRでレクサスLSのようなプレミアムセダンに負けないくらいの静粛性を手に入れたいと思っている。

 

「軽自動車で高級セダンに静粛性で敵うわけないだろう」

 

とあなたは思うだろう。それで構わない。

 

だが、今回アルテッツァと比べて高速区間での静粛性はほとんど遜色ないレベルというか、それ以上の仕上がりであることがわかった。まだまだ車内の静粛性向上についてやってみたいことがあるし、それによる静粛性向上がどれほどのものなのか私自身興味津々なのである。

 

ワゴンRエアロツアラー化計画に協力してくれる人もいるし、ひとまず「制振材」を見定めることから取り組むことにしよう。あ~愉しみだ!
ワゴンRを「エアロツアラー」に進化させよ!

 


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