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真夏の長時間駐車で灼熱地獄になった車内を一瞬で快適にする禁断の方法

 

出典:ハリアー

 

真夏の炎天下で車内は灼熱地獄に

ハイロウズ「夏なんだな」の歌詞にある「36℃炎天下 アスファルトも溶け出してる」のように日本の夏はなかなか厳しい。エアコンがあるから走行中はオートで25℃に設定しとけば十分快適な車内空間になる。私のワゴンRにはそんな機能はないが(笑)。

 

しかし、真夏の炎天下に放置された車内は灼熱地獄になってしまうが、「駐車」中の暑さ対策は人によって様々であり、その対策の有無によって車内に乗り込むときの「ストレス」は大きく変わってくる。

 

そこで今回は、真夏の長時間駐車で灼熱地獄になった車内を一瞬で快適にする禁断の方法についてお話することにする。まずは車内温度がどんな感じに推移していくのか、現状把握から始めよう。

 

ワゴンRを「エアロツアラー」に進化させよ!

 

わずか30分で車内は45℃、MAX55℃オーバーの灼熱地獄になる

 

出典:JAF

 

黒と白、ボディーカラーで「5℃」も違う

あなたも経験的に分かっていることかもしれないが、ボディーカラーによって車内温度の上がり具合は変わってくる。JAFの調べによると、良く晴れた35℃の炎天下で実験を行ったところ、黒と白で「5℃」も車内温度に差が出るようである。

 

「なんだ、5℃しか変わらないのか」

 

とあなたは思うかもしれない。ただ冷静に考えてみると5℃の差は無視できないくらい大きいのである。例えば今の気温が30℃だとしよう。30℃だと結構暑くて人によってはエアコンに手が伸びる人もいるだろう。そこから5℃上がれば35℃の炎天下でエアコンなしでは耐えられないくらい暑くなる。逆に30℃から25℃に5℃下がれば心地よい暑さで夏を愉しめるかもしれない。

 

5℃の差は大きいのである。もちろんボディーカラーは白よりも黒の方が暑くなる。「黒い車は暑い」なんて噂を夏になると良く聞くが、この感覚は紛れもなく事実なのである。

 

嫁さんの白いヴェゼルが、真夏の炎天下に駐車していてもあまり暑く感じないのはそのためだろう。逆に黒い車はめちゃめちゃ暑かった記憶がある。

 

サンシェードの効果は限定的

 

出典:みんカラ

 

定番の駐車アイテム「サンシェード」をしても車内温度は下がらない?

真夏になると、駐車中の車のフロントガラスに「サンシェード」を装着している車をよく目にする。上の画像は映画「カーズ」のキャラクターのようにデザインされたサンシェードである。なかなかかわいらしくて欲しくなる。(笑)

 

定番アイテムのサンシェードだが、意外にもその効果は限定的であることがわかった。JAFの実験によると、最初の1〜2時間は2〜3℃くらい車内温度を下げる効果があるが、それより長い時間駐車するとサンシェードの効果はほとんどなくなってしまうことが明らかになった。

 

ではサンシェードの効果はないのかというと、そんなことはない。サンシェードの効果が大きく表れるのはダッシュボードやハンドルなどの暑さ対策だろう。サンシェードによってダッシュボードは直射日光を防げるため、約20℃くらい下げることができるようである。

 

車内温度全体で見るとそれほど効果的でないのは残念である。

 

窓を開けることが長時間駐車には有効!

窓全開はやめよう(笑)

 

約3cmの窓開けで、10℃も車内温度が下がる

自然界では「差」はなくす方向に働く。温度も例外ではない。なぜ車内温度が上がってしまうのかと言うと、車内と外を遮断してしまうためである。窓をきっちりと閉めることによって車内の熱せられた空気は車内に閉じ込められ、外の空気と混じり合うことができない。

 

つまり、密閉しなければ自然と車内と外の空気が混じり合うため、車内は外気温に近い数字を示すようになる。JAFの実験によると、約3cm窓を開けておくことで「10℃」も車内温度が下がるのである。

 

私も夏場はワゴンRの窓を3cmくらい開けているが、その効果はかなり大きい。たまに急いでいると窓を開けておくのを忘れてしまうのだが、車に乗り込む時の暑さに後悔してしまうほどである。

 

私のワゴンRは空力チューン第5弾!ドアバイザー外しで風切り音を低減せよ!によってドアバイザーを外しているため、運転席だけは窓は閉めている。以前、他の窓と同じように開けていたらゲリラ豪雨によって運転席のシートがびしょ濡れになってしまったことがあるからである。

 

ドアバイザー無しで窓を開けて駐車する場合は、人が乗らないところの窓を開けておくことをオススメする。そうすれば私が経験した失敗をしなくても済むし、窓開けによる車内温度低減効果も保たれる。

 

秘密兵器「霧吹き」で50℃オーバーの車内を冷却せよ!

 

出典:霧吹きスプレー

 

「気化熱」で内装を冷やす

サンシェードや窓開けによる対策を行っても、35℃の炎天下では長時間駐車した車内は「激暑」である。そこでエアコンをすぐにONしてもすぐには冷えない。なぜかというと車内の内装部品がめちゃめちゃ熱くなっているからである。

 

熱くなった地面を冷やすために「打ち水」を日本人は昔からやっている。熱々の地面に冷たい気体を吹きかけても思うように冷却できないのである。これは、サウナと熱湯風呂で比較するとよくわかる。サウナは80〜100℃(それ以上?)の高温でも入っていられるが、80℃の熱湯風呂に入れる人はいない。

 

何が言いたいかと言うと、気体と液体では熱の伝わり方が違い、液体を掛けた方が効率よく冷却できるということである。さらに、霧吹きで吹きかけた水が蒸発するときに「気化熱」によって熱を取ってくれる。

 

液体から気体に変化する際にエネルギーが必要であり、そのエネルギーが熱々になった内装部品ということである。もちろん人間に吹きかけても涼しいのは間違いない。

 

真夏にワゴンRの燃費アタックをするときは、必ず車内に水をたっぷり入れた霧吹きを持ち込んでいた。窓を開けると空気抵抗によって燃費が落ちるため、窓は開けられない。そのままでは命が危ないので霧吹きによる冷却によって自らの肉体を冷やしていた。何ともバカな話である。(笑)
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最善策は「日陰」に停めること

日影がいちばん!

 

デメリットなしの暑さ対策は「日陰」に駐車すること

霧吹きによる冷却にはデメリットがある。それは水を吹きかけることによって内装が汚れたり、電装系が故障してしまう可能性があるということである。

 

実際霧吹きのせいなのかはわからないが、霧吹きを掛けまくっていた去年の夏から1年後の夏にパワーウインドウのスイッチが故障してしまった。因果関係は不明だが、故障のリスクも発生してしまうのは確かであろう。

 

やはり、夏場の駐車は「日陰」が一番いい。これは紛れもない真実であり、車内も暑くならないし、紫外線で塗装がやられるのも防げるし、内装が痛むのも防げる。最善策は日陰に駐車することである。

 

それでも日陰に駐車することは現状叶わないのであれば、白い車に乗り、サンシェード、窓開けによる対策と禁断の「霧吹き」で真夏の炎天下を乗り切って欲しい。

 

今年の夏も「霧吹き」を用意しないとな。(笑)

 

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