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よくわからない「諸費用」、その内訳とは?

中古車を買うときにあなたは何にどれだけお金を支払うのかご存知ですか?
「車を買うんだから、車両本体価格だけ払えばいいんでしょ?」とか、「うーん、車両本体価格の他に何か払わないといけなかった気がするな〜」など、中古車を買うにあたってイマイチよくわからないという方が大半ではないでしょうか?

 

そこで、中古車を買うには一体何にどれだけお金を支払えばいいのかお話をさせていただきます。

 

中古車を買うには「車両本体価格」と「諸費用」が必要

中古車に限らず、車を買う際は「車両本体価格」と「諸費用」の2つのお金を支払わなければなりません。車両本体価格は文字通り、あなたが欲しい車を買うのに必要なお金です。問題はもう一つの「諸費用」です。この諸費用ってよくわからないという方が多いのではないでしょうか?

 

諸費用と言われると、何だかよくわからない名目でお金をぼったくられたり、必要ないお金を騙し取られないか不安を感じる方もいらっしゃると思います。

 

そんな方のために、中古車購入の際の「諸費用」について説明していきますので、参考にしてください。

 

中古車屋にとっての「諸費用」とは?

中古車屋にとって諸費用とは、中古車屋の「利益」そのものです。新車を買う際はディーラーで購入するので、どのメーカーでもそう大きく諸費用は変わりません。ですが、中古車に限ってはどう「利益」を出すのかが中古車屋によって違ってきます。

 

中古車は車両本体価格と諸費用が必要であることは既にお話しました。中古車屋によって、「車両本体価格は高めに設定して、車両本体価格で利益を確保しよう。そのかわり諸費用は安く抑えよう。」という考え方や、「車両本体価格は安くするかわりに、諸費用を高めに設定して利益を確保しよう。」など考え方は中古車屋によって様々です。中には「車両本体価格と諸費用、両方とも相場より高めにしてガッポリ稼ごう。」と考える中古車屋も当然いるでしょうし、逆に「車両本体価格と諸費用は相場より安くしてお客さんに喜んでもらおう。」というサービス精神旺盛な中古車屋もいるかもしれません。

 

私が言いたいのは、諸費用は中古車屋によって大きく異なりますということです。「他の中古車屋は諸費用が安かった!」とクレームを入れてもどうにもなりません。諸費用の考え方は中古車屋の経営方針そのものだからです。

 

気になる諸費用の相場とは?

そうは言っても諸費用の相場ってどれくらいなのか気になりますよね?ですので、各諸費用の相場と私が実際にS2000を中古車屋で買った時の価格と比べてみたいと思います。

 

諸費用は大まかに言って「税金や保険」など中古車屋によってあまり変わらないものと、「整備費用や手数料」などの中古車屋によって値段が違うものに分けられます。

 

中古車屋によってあまり変わらない「税金や保険」
自動車税

車を所有している人はその車がどんな状態であれ、支払わなくてはならない税金が自動車税です。中古車を買う際も必ず支払わなければならない「諸費用」です。中古車の場合、前オーナーが自動車税を支払っていたものを、あなたがその中古車を買うその時まで中古車屋が自動車税を支払っています。そのため、あなたが中古車のオーナーになると、今度はあなたが自動車税を払います。あなたが実際に支払う自動車税は、「あなたに名義を変更してから翌年の3月分まで」になります。そのため、中古車を買う時期によってあなたが支払う自動車税は変わってくることが多いです。

 

実際に私は5月22日にS2000を買ったので、諸費用に含まれる自動車税は3万7800円でした。S2000は13年以上経過しているので、満額4万5400円ですが、そこから約2ヶ月分値引きされた額になっています。

 

自動車重量税

自動車重量税も中古車購入時に支払う税金になります。自動車重量税はナンバーを付けていない車には発生しないため、ナンバーを外した状態でガレージなどに眠らせておく分には税金が発生しません。公道を走らないサーキット専用車などは自動車重量税を支払う必要はありません。自動車重量税も自動車税と同様に、名義変更してから車検が切れる満了月までの費用をあなたが諸費用として負担するのが一般的です。S2000の場合、満額3万4200円から2ヶ月分値引きされた2万8500円になっていました。

 

自賠責保険

自賠責保険も公道を走るには当然支払わなければならない強制保険で、法律により加入が義務付けられています。そのため中古車を買う際も必要不可欠です。自賠責保険も自動車税と同様に、名義変更してから車検が切れる満了月までの費用をあなたが諸費用として負担するのが一般的です。S2000の購入時に2万3200円支払っています。

 

中古車屋によって値段が違う「整備費用や手数料」
登録費用(届出費用)

名義変更する際にかかる手数料が登録費用や届出費用と呼ばれるものです。一般的に3万円から5万円程度が相場と言われています。S2000の購入時4.5万円支払っていますが、およそ相場の範囲内といったところでしょうか?

車庫証明代行費用

中古車屋があなたの代わりに警察署で車庫証明を行うときにかかる手数料が車庫証明代行費用です。一般的に2万円から3万円程度が相場と言われていますが、S2000購入時に3.5万円支払っています。若干高いと思うかもしれませんが仕方ありません。中古車屋の方針ですからね。ちなみに、車庫証明自体は特別難しい手続きではないので、平日にでも自分で申請しに行けば車庫証明代行費用は節約出来ます。

納車整備費用

意外に思うかもしれませんが、中古車屋に並べてある中古車はそのまますぐには公道を走れる状態ではないため、売れてから整備することが普通です。そのときの整備費用を納車整備費用と呼んでいます。一般的に3万円から5万円が相場と言われていますが、車の状態によって相場より高額になることもあるかもしれません。例えば、部品を交換しなくてはならないような状態の場合、部品代が加算されたりします。ちなみにS2000購入時に私が支払った納車整備費用は5万円です。フロントフェンダーのツメ折の状態が悪かったので、その板金整備にお金がかかったのかもしれません。

保証費用

中古車屋の有償の保証に入るときに支払う諸費用が保証費用です。保証費用は保証内容によってピンからキリまであるので、中古車屋に相談してみてください。ちなみにS2000購入時、元々保証付きの車だったため追加での保障費用は払っていません。

 

合計すると…?

これら、諸費用を合計するとざっと20万円ぐらいになります。実際に私がS2000を買ったときの諸費用は22万4800円なので、若干高いですが、それほど大きく外してはいないと思います。ですので、諸費用は大体20万円くらいかかると覚えておいてもらえれば間違いないと思います。

 

中古車は総額で判断しましょう

中古車は車両本体価格と諸費用(約20万円)を足した額=総額を支払えば乗ることができます。車両本体価格は中古車1台1台コンディションが違うのでよく見極める必要があり、難しいですが、諸費用はこれまで説明してきた通り、中古車屋によって内容が大きく変わりません。諸費用がどれくらいなのかは、実際に見積もりを出してもらい、そのとき確認すれば問題ありません。

 

中古車を比較・検討するためにどんどん見積もりを出してもらい、総額で優劣を判断しましょう!


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