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リセールバリューは気にするべき?

リセールバリューとは、一度手に入れた新車や中古車を売るときの値段の付き具合「再販価値」を指しています。リセールバリューが高い、低いなどと言われ、車を買う時の物差しの一つになっています。

 

リセールバリューの本質とは

リセールバリューは「今持っている車を売った時にどれくらいの値段が付くか」なので、基本的に自分以外の人が多く欲しがるような車種はリセールバリューが高くなります。反対に自分以外の人がいらないよって言うような車種はリセールバリューが安くなります。

リセールバリューは需要があるかどうかの目安

結局はあなたの手放した車を欲しいという人が多いか少ないかということです。中古車は新車のようにメーカー希望小売価格というものが存在しません。みんなが欲しがるような需要があるものは高値が付きますし、だれも欲しがらないような需要のないものは価値がない=安くなります。

 

需要に対して供給が少ないもの=リセールバリューが高い

カードゲームやスマホのゲームなどで「レア」なアイテムやキャラが出たら嬉しいですよね?なぜ嬉しいかというと、そのアイテムやキャラが滅多に手に入らないような希少で、強力なものだからです。つまり、みんな欲しいけどなかなか手に入らないものは価値が高いんですね。みなさんもスマホのゲームなどで欲しいキャラが出るまで「ガチャ」を引き続けたことはありませんか?私はあります。(笑)

 

みんなが欲しがるものには高い価値が付きます。

 

中古車はリセールバリューを気にして買うべきなのか?

あなたが車に対してどのように考えているか、それによってリセールバリューを気にするべきかそうでないか判断することができます。

 

リセールバリューを気にした方が良い人

・車のことはよくわからないし、特にこだわりもない人
・車はすぐ飽きちゃうし、ちょこちょこ乗り換えたい人
・車は単なる移動手段に過ぎないから、ちょっとでもお得に乗りたい人

 

こういう人はリセールバリューを気にするべき人です。どんな人かというと車は単なる移動手段と割り切っていて、移動手段なら払うお金が少ない方が良いという考え方の人です。そういう人はリセールバリューが高い車を買った方が高く売れるので、金銭的に得をしたと満足感を得ることができます。このように車を「道具」と考えている人はリセールバリューを気にした方が幸せになれます。

 

逆にリセールバリューを気にしなくても良い人とはどんな人なんでしょうか?リストアップしていきましょう。

リセールバリューを気にしなくても良い人

・車に詳しく、この車じゃなきゃ嫌だと言える人
・車は手に入れたらずっと乗っていたいし、乗り換える気はそもそもない人
・車は単なる移動手段ではなく、多少お金が掛かろうが好きな車に乗りたい人

 

こういう人はリセールバリューを気にしなくても良い人です。どうですか?リセールバリューを気にするべき人とは車に対する考え方が根本的に違うことに気づいたことでしょう。

 

車との付き合い方は女性との付き合い方に似ている。

車を単なる「道具やツール」と考えるか、「相棒」と考えているかで選び方は大きく異なります。そしてこれは女性との付き合い方にも似ています。絶対この人じゃなきゃ嫌だとか、この人とずっと一緒にいたいとか、多少困難があろうが構わないというような人は愛のある人です。こういう人にとっては他人がどう思っていようが関係ありません。他人にとって価値がなくても自分には価値がある。だから大切にする。私もこの考え方ですが、こういう考え方を持っている人だったら、車の選び方も自ずと他人の価値感で選ぶこともなく、リセールバリューを気にする必要もないでしょう。

 

逆に女性は自分と合っているかどうかではなく、他人から人気があったり、周囲の人が良しとする人と付き合うべきだと考えている人は、他人の価値観を大事にする人なんだと思います。そういう人はみんなが好きと言うような車や、みんなが欲しがるようなリセールバリューの高い車に乗ることでしょう。

 

車は家に次いで2番目に大きな買い物だと言われています。それは中古車といえども変わりません。女性との付き合い方を例にしましたが、私が言いたいのは車に対してどれほど愛情があるかということです。特別な愛情があるならリセールバリューは二の次三の次になり、特別な愛情がなければリセールバリューを優先して考えてくださいということです。

 

一般的にリセールバリューが高くなる条件

前にも述べましたが、みんなが欲しがるような需要の高い車がリセールバリューが高い車と言えます。つまり、あなたが中古車を買う時にどんなことを重要視するかということを理解していれば、そうそう外すこともありません。それでは見ていきましょう。

 

年式が新しい

年式が新しいということは重要なポイントです。特に新車登録から3年以内の新しい車は、特に高いリセールバリューがあります。それはなぜか、誰だって古い車より新しい車の方が欲しいですよね?新しい車は大体が現行の車種だったり、一世代前の車だったりするため見栄えが良いし見栄も張れますしね。

 

それに新しい車は古い車に比べて故障もしづらいし、万が一故障してもメーカーの保証を引き継ぐことができれば、修理費用も無償でやってもらえる。つまり、年式が新しい車は買う人にとってリスクが少ないんですよ。だからみんな年式の新しい車を欲しがりますし、リセールバリューも当然高くなります。

 

走行距離が少ない

走行距離が少ないことも重要なポイントです。走行距離は何万kmまでならOKとかではなく、「1年1万km」という目安があります。したがって、登録から3年経っていれば3万kmぐらい走っているのが普通なので、それよりも走行距離が少なければリセールバリューが高くなりますし、多ければリセールバリューは安くなります。

 

自動車は約3万点の部品から成り立つ工業製品です。部品は走っていれば必ず消耗していきますし、乗っていればいつか必ず故障します。人間がいつか必ず死ぬことと一緒です。ですので、なるべく距離の走っていない車=故障からなるべく遠い車に高いリセールバリューが付きます。私もそうですがなるべくなら、高い修理代を払うリスクは避けたいですもんね。

 

グレードが高い

車には様々なグレードがあります。グレードが良いものは内装や外装の質が高かったり、走りの装備が充実しているものが多いです。中にはグレードによってエンジンが違うものもあり、中古車を選ぶ上で大きな目安になります。

 

私が以前乗っていたS15シルビアには大まかにスペックR、スペックS、オーテックバージョンの3グレードがありました。この3グレードは全てエンジンが違うんです。スペックRは2?ターボの250馬力、スペックSは2?NAの165馬力、オーテックバージョンは2?NAの200馬力で、スペックSのエンジンをオーテックが専用チューンしたものです。シルビアはドリフト用のベース車に選ばれることが多く、簡単にパワーが出せる2?ターボのスペックRが圧倒的に人気があり、高値が付いています。逆に私が買ってもらったスペックSは165馬力とかなり見劣りするため人気がなく、同じS15シルビアでも激安で売っています。

 

このように車種によってはグレードによってリセールバリューに圧倒的な差が生まれるものがあります。もしS15シルビアの購入を検討している方がいらっしゃったら悪いことは言いません。スペックRを買ってください。後からエンジンを載せ替えることも可能ですが、今ではSR20DETエンジンも希少になり、載せ替えには多額の費用が掛かります。それにスペックSをスペックR仕様にしてもリセールバリューはスペックRには到底敵いません。予算が許すなら素直に高グレードを買っておいた方が身のためです。

 

人気色

リセールバリューを気にするならボディーカラーは白か黒しかありません。なぜか日本人は白と黒が大好きなので、それ以外の色はリセールバリューが下がります。奇抜な色を選ぼうものならリセールバリューは一気に下がります。その車が高グレードであろうとお構いなしに安く買い叩かれます。

 

それぐらい車の色って重要なんです。オールペンや全塗装で色を変えることはできますが、非常に高い費用が掛かりますし、逆に安いと外から見えるとこしか塗っていなかったり、やっつけ仕事でまるで素人が塗ったような質の低い塗装になったりします。日本人は他人の目を過剰に気にする文化があるので、なるべくみんなと一緒のものを欲しがります。そのため街中はモノトーンの車で溢れています。

 

スポーツカーだと人気色が普通の車と少し異なったりします。スポーツカーのシルバーは全く人気がありません。シルバーは目立たないためあまり選びたがらないようです。シルビアはそれが顕著で、色がシルバーってだけで、30〜40万円ぐらい安く買えたりします。スポーツカーは希少な特別色に高値が付くこともあります。スカイラインGT-Rの「ミッドナイトパープル」などです。軽自動車はナンバーが黄色のため、ホンダビートなどはボディーカラーが黄色のものはリセールバリューが高かったりします。スポーツカーはこだわりの強い人が乗ることが多いため、普通車では考えられない色がやたらと人気だったりします。

 

装備が充実している

訳の分からないパーツが付いている車より、純正オプションのような信頼のあるメーカー製のパーツが付いている車の方が人気があり、リセールバリューが期待できます。特に、純正エアロや純正オプションのチューニングパーツは人気があります。それ以外でもオートエアコンやカーナビなどが付いている車はみんな欲しい装備ですし、新車時にしか選べないメーカーオプションなどの装備が付いている車も高いリセールバリューが期待できます。

 

故障の少ないメーカー

故障の少ないメーカーで有名なトヨタ車は売るときも比較的高値が付きやすいと言われています。逆にBMWなどの外車は故障が多く、部品の交換スパンが国産車よりも短く設計されているため、性能を維持するのにお金が掛かります。そのため、BMWなどの外車は高年式の内は良いですが、モデルチェンジなどによって古くなると坂道を転げ落ちるようにリセールバリューが下がります。外車であっても高いリセールバリューを維持し続けるロータスエリーゼのような車もありますが、一般的にトヨタなどの故障しにくいメーカーの車の方がリセールバリューは高いと言えます。


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