スポーツカーで車中泊って可能なの?

 

出典:車中泊道の駅.com

 

スポーツカーで車中泊をされたことがない人のために、スポーツカーの車中泊の現実をお話します。車中泊とは、自宅やホテルなどの住居で寝泊まりするのではなく、車内で一晩を過ごすことを車中泊といいます。旅先で運悪く宿が予約できなかった場合や、釣りなどで物凄く早い時間から活動する場合、またまた飲み会の帰りに車内で一晩明かすなんてこともあると思います。

 

私は、上に挙げたパターン全てで四季を味わいながら車中泊をした経験があります。S15シルビアという日産のクーペで完全な2シーターではなく、荷物置き程度の後部座席が付いた車です。この車は6年間の大学生活の相棒で、お金もなかったので必然的に車中泊の機会に恵まれました。そんな私が、シルビアで車中泊をしたときに何を感じたのか、どう生き抜いてきたのかまとめてみたいと思います。

 

とにかく狭くて疲れる

シルビアでの車中泊でまず最初に感じたのは狭いということです。どれぐらい狭いかというと、シングルベッドに2人で寝るくらい狭かったです。シングルベッドに2人で寝たことがある人ならわかってもらえると思いますが、もちろん寝返りなんてできるはずがありません。寝返りをしようものならすぐにベッドから転落し、目が覚めてしまった経験があると思います。あれってかなりストレスを感じませんか?

 

狭いだけでストレスを感じるのが人間なのかもしれません。一人でシングルベッドに寝た瞬間、何とも休まるような感覚を覚えるのは私だけではないはずです。スポーツカーの車中泊は狭さとの闘いでもあります。

 

意外だったのは、車体の前後方向には広いということです。パッケージによるかと思いますが、後部座席がほとんどおまけ程度のシルビアは、運転席・助手席は比較的広いです。

 

一人で車中泊するなら助手席がオススメ

スポーツカーを運転するあなたが珍しく助手席に座るとき、それは車中泊のタイミングかもしれません。なぜ運転席ではなく助手席なのかというと、助手席の方が広いからです。

 

運転席にはハンドルやアクセル、ブレーキ、クラッチペダルなどがあります。それによってひざがハンドルに当たったり、足先がペダルに当たったりしてまともに足が伸ばせません。運転席は自由度が少ないんです。スポーツカーは普通の車と違って、シフトチェンジやハンドル操作がしやすいようにドライバーの近くに設計されているため、車中泊の時は圧迫感を感じます。運転しているときは最高なんですけどね。

 

また、助手席に女の子などを乗せている場合は、問答無用で運転席に乗りましょう。ここで助手席に座るようでは男が廃ります。気を付けましょう。

 

少しでも快適に寝るには

 

出典:syatyuhaku.com

 

車中泊の際、結構気になるのが人目ではないでしょうか?視界確保のためのガラス窓が、マジックミラー号に入っているようでなんだか落ち着きません。マジックミラー号なんて乗ったことありませんけどね(笑)。

 

そこで私がどうしていたかと言いますと、フロントガラスにはサンシェードで目隠しを、自分自身には適当なワイシャツなどで目隠しをしていました。学生でお金もなかったので目隠し用のグッズなんて買えませんでした。これだけでも気持ち的に結構違いました。

 

夏場はいいんですけど、冬場は本当に寒くて凍死するかと思いました。そのときはサンシェードを体に巻いたり、車中泊するとわかっていれば車内に毛布を忍ばせておきました。それと新聞紙も馬鹿にできません。意外と新聞紙って暖かいです。(笑)底冷えがするので、足先を包むようにすると寝つきがよくなりますよ。

 

 酸欠に注意

 

出典:YouTube

 

酸欠ですが、これは四季関係なくいつも気を付けなくてはなりません。防犯が気になるので夏でも窓全開というわけにもいきません。ですが、閉め切っているとめちゃめちゃ暑いですし、酸欠の前に熱中症で命を落とします。そこで私は、窓をほんの少しだけ開けていました。雨が入らないようにするバイザーよりも窓を下に下げると防犯上危ないので、バイザーよりもちょっと上にしておきます。

 

これによって熱帯夜と酸欠を凌ぎました。冬場も窓を少し開けて換気をするんですが、これがめちゃめちゃ寒いんですよね。こればっかりはどうしようもありませんでした。

 

あれば良かった便利グッズ

 

出典:ぐでたま

寝袋またはシュラフ

秋や冬はとても冷えます。そのため、全身がすっぽり入る寝袋やシュラフがあったらもっと快適に車中泊ができたかもしれないなと思います。寝袋やシュラフは、10〜20℃位の薄手のものから、雪山でも耐えられるような特殊なものまで様々用意されています。よって自分が使用する気温に合わせて用意しておくと快適に過ごせるのではないかと思います。

電気毛布

これも寒さ対策です。電気毛布は寝袋やシュラフと違ってスイッチ一つで温度を切り替えられるため、一つ持っていれば秋でも冬でも対応できます。難点としては、電気毛布用にモバイルバッテリーを用意しなくてはいけない点と、寝袋やシュラフと違って全身を包むことが出来ず、局所的にしか体を温められない点、局所的に温めるために低温やけどなどの問題が発生しうる点です。個人的には機械的な暖かさよりも寝袋や掛け布団などのナチュラルな暖かさが好きです。

扇風機

これは暑さ対策と換気のためです。夏場の熱帯夜はとにかく暑く、まともに寝ることができません。その苦痛を少しでも和らげてくれるのが扇風機です。人間は風を感じることで気温は変わらずとも、体感温度はかなり下がります。うちわでも可能ですけど、寝ている間もそよ風を送ってくれる扇風機が最高です。もちろんモバイルバッテリー必須です。

アイマスク

車中泊って場所によりますが、意外と街灯などで明るかったりするんですよね。私は明るいと寝つきが悪くなるのでアイマスクがあると便利だなと思います。森の中であまりに真っ暗だと逆に怖いですけど、SAなどでは効果的です。


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