空力チューン第8弾!純正ルーフスポイラー+ボルテックスジェネレーターは最強のエアロパーツ?

通勤用のワゴンRの実燃費はおよそ26.5km/L。
そんなワゴンRの燃費を良くするために障壁となっているのは「空気抵抗」であると考えた。そう、空気とお友達になれば自ずと燃費も良くなるのではないかというのが私の直感である。そこで私はワゴンRに空力チューンを施し、実燃費「30km/L」をコンスタントに叩き出すことを目標とした。これが「プロジェクト30」の始まりである。

 

空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ!

 

その記念すべき第8弾は「純正ルーフスポイラー」による空力チューンである。

 

ルーフスポイラーってなに?

出典:BMW 1シリーズ

 

ルーフスポイラーとは

ルーフスポイラーとはハッチバックやステーションワゴン、ミニバンや軽自動車などなど今現在最もポピュラーなエアロパーツと言っても過言ではないほど、あらゆる車に純正採用されており、当然ワゴンRにも例外なくルーフスポイラーの設定がある。

 

しかし、マイワゴンRには装着されてなかった!

 

ルーフスポイラーはないが、既にボルテックスジェネレーターが装着されている(ボルテックスジェネレーターを使って燃費を12%上げた方法

 

今まであえて見ないフリをしてきたが、私のワゴンRには純正ルーフスポイラーは装着されていないのである。(ルーフスポイラーはおろか、フロント・サイド・リア共に何もなし)

 

今どきエコを意識した低燃費マシン達にはもれなくルーフスポイラーが装着されているにも関わらず、実燃費30km/Lオーバーを目指す「プロジェクト30」を勝手に行っている私がルーフスポイラーに手を出さないのは如何なものなのか。もはや手を出さない理由はない!

 

ルーフスポイラーを付ける理由

 

出典:ゆらたく屋

 

ムーンクラフトの「ゆらたく」こと由良拓也さんのブログ「ゆらたく屋」でわかりやすい絵があったので拝借して説明することとする。

 

ルーフスポイラー無しは空力的に「ツライ」

私のワゴンRがこの状態である。例のシビック・タイプR屋根からボディ後端にかけて割と緩やかに傾斜がついたボディ形状をしている。それに比べてワゴンRは屋根からボディ後端になるときにストンと切り落とされたかのように「断崖絶壁」になっている。

 

空気は急な形状変化には付いていけず、急激に形状が変化したポイントで「剥離」を起こしてしまうのである。急激なボディ形状の変化によってボディから剥離してしまった空気は大きな渦を引き起こす。この渦がボディ後端の空気の流れを乱し、結果的に渦を引きずりながら走るということになってしまう。それでは燃費は良くならない。空気抵抗と密接な関りがある「境界層剥離」、その原理とメカニズムに迫る!

 

断崖絶壁のボディ後端は空力的にツライ!

 

ルーフスポイラーがあると「渦」が遠くで小さく発生

ルーフスポイラーの功績は偉大である。こんな小さなスポイラーがあるだけで、ボディ後端に発生する渦による悪影響を抑えることができるのである。ルーフスポイラーによってボディ後端の急激な形状変化がなくなり、ボディ後端直後で発生していた大きな渦の発生は抑えられる。
空気抵抗を減らすためにやるべきこと

 

ルーフスポイラーが最も優れている点は「渦の発生によって引き起こされる負圧をボディ後端から遠ざけることができる」という点にある。これが何よりの利点である。ルーフスポイラーの後端は断崖絶壁なのでルーフスポイラーを装着したからといって完全に渦の発生を抑えられるわけでは決してない。むしろ発生する。だが発生する渦がボディから遠いのだ。それが重要である。台風直撃に比べて100kmも離れていれば台風による被害はかなり小さくなる。それと同じで、台風という「負圧」から遠ざかることが燃費向上には必須なのである。「君子危うきに近寄らず」である。

 

ルーフスポイラー装着と一緒にボルテックスジェネレーターも移動せよ!

 

ボルテックスジェネレーターがボディ後端よりかなり手前にある

 

忘れてはならないのがボルテックスジェネレーターの移動である。ボルテックスジェネレーターの最適な位置は基本的にボディ後端から10cm程度である。今まではテールゲートとの干渉によってやむなくテールゲート前に並べていたが、ルーフスポイラー装着によってボディ後端が変わるため、仕様変更が必要である。細かいボルテックスジェネレーターの設置場所は以下を参考にしてほしい。
ボルテックスジェネレーターを使って燃費を12%上げた方法 

 

ヤフオクでおんボロを調達!あとは付けるべし!

クリア剥げ剥げのおんボロ純正ルーフスポイラー黒(500円)を入手、ちなみにキャップは欠品

 

 

テールゲート前にあったボルテックスジェネレーターをルーフスポイラーに移設

 

 

等間隔で並べられた9つのボルテックスジェネレーター達

 

取り付けは左右からビス止め+大量の両面テープで取り付けた。バンパーの穴開けとは異なり、ボディへの穴開けはなかなかスリリングであった。なにかイケナイことをしている背徳感がそこにはあった。一発勝負は緊張すること間違いなし!

 

取り付けのねらい

何と言っても「渦の発生を後ろにずらす」ことである。そのためのルーフスポイラーであり、ボルテックスジェネレーターである。そのため気持ち後ろにボルテックスジェネレーターを装着しているのが隠し味である。

 

飾りじゃなかった純正ルーフスポイラー、33.1km/Lをマーク!

またしても記録更新!33.1km/Lをマーク

 

純正ルーフスポイラー+ボルテックスジェネレーター最適化の効果は高く、装着前から1.1km/Lアップ33.1km/Lをマークした。ここにきて1.1km/Lも燃費が上がることに驚きだが、乗ってみると燃費が上がる理由がよくわかる。車体の引っ掛かり感がかなり低減されているのが明らかであった。スピードを上げるほどこの傾向は顕著にわかりやすくなった。やはり純正ルーフスポイラーはお飾りではなくれっきとした「エアロパーツ」であることが今回の検証で明らかになった。これだけ効果があり、尚且つドレスアップ効果もありとくれば付けない理由が正直見当たらないほどである。

 

結論:純正ルーフスポイラー+ボルテックスジェネレーターの効果は大きい(1.1km/Lアップ)

 

空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ!

 

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