ショップの人の話を鵜呑みにするな

 

勘と経験だけが頼り

 

出典:electronicjournal.co.jp

 

私がS2000のブレーキを強化するために、とあるショップに立ち寄ったときの話です。
店内に入って早々に、店長らしき人に相談をしてみました。

 

「S2000のフロントにENDLESSのRACING MONO4を入れようと思ってるんですけど」

 

と私が相談すると、店長さんはRACING MONO4の素晴らしいところや、お客さんが過去にしたブレーキ選びの失敗談を面白おかしく話してくれました。とても気さくな方で、なんと現役のレーシングドライバーだそうです。

 

非常に高いドライビングテクニックをお持ちであることは話の内容から容易に想像できます。
レースで培ったノウハウをもとに、より良いアドバイスをしてくれるはずだ!と私は思いました。

 

それだと壊れますよ?

 

出典:jikosya-syuuri23.net

 

そこで私は聞いてみたのです。
「リアのブレーキ強化で悩んでいるんですけど、何か良い方法はありますか?」と。

 

すると店長さんはこう言いました。
「リアのローター、キャリパーはそのままで、リアのパッドの効きを上げてバランスを取りましょう」

 

この答えに私はがっかりしてしまいました。
なぜかというと、S2000のリアはソリッドで282oの小さいローターのため、圧倒的に熱容量が不足していることは周知の事実だからです。

 

それなのにローター、キャリパーはそのままでパッドだけ良く効くパッドにしたらどうなりますか?
確かにブレーキバランスは改善されますが、リアブレーキの熱害は深刻化し、間違いなく壊れます。

 

純正流用によるベンチレーテッド化かソリッドのままビッグローター化することが、S2000の定番チューンになっていて、私はNSX、RX-7、RX-8のどの純正ローターを流用するかで迷っていました。

 

どのローターでも計算によってブレーキバランスを整えることができるのは知っていましたが、計算ではわからない部分のアドバイスが欲しかったんですよね。

 

ブレーキは計算できるもの

 

出典:electronicjournal.co.jp

 

帰り際に、店長の隣にいたメカニックらしき人から、
ブレーキって勘と経験でチューニングするもんだと思っていましたけど、算で求められるんですね。」

 

と感心されてしまいました。
チューニング雑誌に何度も出てくるような有名ショップでも、理論的に理解しているわけではなく、勘と経験でチューニングメニューを勧めているということがよくわかりました。

 

 

私がこの経験から得た教訓

『ショップの人の話を鵜呑みにせず、自分でよく考えろ』
ということです。

 

理論さえ知っていれば、どの車種であっても的確にブレーキチューンを提案することができます。このサイトで理論をしっかりと学び、愛車のブレーキチューンに役立ててください。


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