ビッグローター化すべき5つの理由

 

ビッグローター化のメリット

 

出典:Studie

 

みなさんはビッグローター化と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

 

「カッコイイ」、「ブレーキが良く効きそう」、「コスパが良い」などなど…。
ビッグローター化に対して色々なイメージを思い浮かべたことと思います。

 

このページではビッグローター化のメリットについてお話していきます。

 

ビッグローター化のメリット

@ブレーキの効きが良くなる
Aパッドのμが安定し、コントロールしやすくなる
Bローター・パッドの持ちが良くなる
Cブレーキ周辺の熱害防止になる
D見た目がカッコ良くなる

 

メリット@なぜブレーキの効きが良くなるのか

ビッグローター化は『てこの原理』そのものです
トルクレンチでホイールナットを締め込むとき、トルクレンチの柄を長く持って締め込む方が、楽にナットを締めることができることをみなさんは経験していると思います。
ローターの中心からパッドまでの距離(ブレーキ有効半径)が長くなればなるほど、ブレーキの効きがアップします。

 

メリットAなぜパッドのμが安定し、コントロールしやすくなるのか

一言でいうと、ローターの熱容量がアップするからです。
熱容量がアップすることによって、ローターの温度変化が起きにくくなります。
やかんの水を沸騰させるのと、プールの水を沸騰させるのでは明らかにやかんの水を沸騰させる方が簡単にできますよね?これはプールの方が水量が多く熱容量が大きいためです。

 

小学生のプールの授業を思い出してみると、気温が前日に比べて大きく上がり、ウキウキしてプールに入ると、思いのほか水温が低いままで、あまりの寒さに唇が紫になった経験が誰しもあると思います。
裏を返せば気温に比べて水温は温度変化が少なく安定しているといえます。

 

これと同じことがパッドにも起こります。
パッドは温度によってμが大きく変化する特性を持っています。
そのためビッグローター化することで熱容量が上がり、パッドの温度変化が小さくなり、μが安定します。
その結果として、コントロールしやすいブレーキになります。

 

メリットBなぜローター・パッドの持ちが良くなるのか

ローターは一般的に鋳鉄で作られており、耐えられる温度は650℃あたりが限界です。650℃あたりではローターは真っ赤になり、強度が大きく落ちてしまいます。そのようなときに強いブレーキをかけることで、ローターは大きなダメージを受け、摺動面にヒートクラックと呼ばれる亀裂が無数に発生します。

 

そのままローターを使い続けると、摺動面に入ったクラックが成長し、ローターが割れてしまいます。
ビッグローター化することによって、ローターの温度上昇を抑え、ローターのヒートクラックを防ぐことができます。

 

パッドに関しても、相手材であるローターの温度が下がるため、パッドの温度も低くなります。
そのため、パッドの摩耗が抑えられ持ちがよくなります。

 

メリットCなぜブレーキ周辺の熱害防止になるのか

ブレーキは運動エネルギーを熱に変換する装置であるため、ブレーキ周辺は高熱に晒されます。車が速く、重くなるほど放出される熱は上がり、熱害に悩まされることになります。

 

特にハブのベアリングは、膨張と収縮を繰り返すことで次第にガタが大きくなり、ブローします。キャリパーのピストンも、大抵はゴムのダストブーツで覆われており、ダストブーツが熱で溶けます。そのたびにキャリパーをOHすることになります。

 

これもビッグローター化による熱容量のアップで防ぐことができます。

 

メリットDなぜ見た目がカッコ良くなるのか

 

愛車S2000のこだわりポイント(エンドレス レーシングモノ4)

 

これは私の完全な主観になりますが、ホイールの隙間が大きくスッカスカなのってかっこ悪くないですか?
ホイールとブレーキの隙間がないくらいの方が高性能なブレーキって感じがして私は好きです。(笑)

 


HOME 空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ! サルでもわかる「空力」講座 速く走るための空力チューン大特集!