ブレーキは大きければ大きいほど良い?

 

大は小を兼ねるのか

 

出典:ブリッツ

 

時折、やたらと大きいブレーキを装着したチューニングカーを街や雑誌で見かけます。私自身、ブレーキが大好きですのでつい目を奪われてしまうのですが、余りにもその車と不釣り合いなんですよね。

 

まるで免許取りたての若者が、初心者マークを付けて高級車を乗り回しているあの違和感といいますか。

 

スカイラインGT-RやフェアレディZなどの重量級ハイパワー車に比べて、軽量でアンダーパワーなスイフトスポーツや86/BRZ等に、前後355oのビッグローター、ビッグキャリパーはほんとに必要ですか?

 

ドレスアップのためのブレーキチューンであれば、かなりカッコイイです。
私もS2000のブレーキシステムを組むときに真剣に悩みました。ブレーキチューンってかなり高いですし、どうせやるんだったら赤や黄色の派手な6Podのビッグキャリパーに見栄えの良い355oのビッグローター付けたいなーって。

 

実際、リアキャリパーがサイド兼用のS2000でさえ、フロント6Pod、リア4Podのビッグキャリパーに前後355oのスリットローターが組み合わされたブレーキキットが市販されています。スーパーカーみたいなブレーキが手に入るんだから夢みたいな世界です。

 

車種や用途によって『ちょうどいい』は異なる

 

出典:ポルシェのブレーキ

 

でも、純粋に走りを楽しみたい場合、大きすぎるブレーキってマイナスにしかなりません
ローターは鉄の塊のようなものなので、355oぐらいのサイズになってくるとローター1枚で軽く10kgを超えます。ばね下重量の大幅増加で車の動きが途端に重くなり、ライトウェイトスポーツカーの最大の武器である軽快感が大きく損なわれます。

 

当然そのローターに合うキャリパーは、当然ピストン径が大きくブレーキの効きも強力です。ブレーキも効きすぎてコントロールが難しくなります

 

また、熱容量も飛躍的に向上するため、軽くてスピードの出ない車では、いつまでたっても温度が上がらず、パッドやローターの異常摩耗を引き起こします。

 

加えて、パッドやローターなどの消耗品も割高になりやすく、正直財布にやさしくありません。

 

ブレーキに何を求めるか?

とにかく見た目が良ければ走りなんてどうでも良いという方は、それで構いません。
ですが、走る・曲がる・止まるの1要素であるブレーキを真剣にどうにかしたいという方は、このサイト上で思考法をお教えしますので、心配しなくて大丈夫です。


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