制動力を上げる最も簡単な方法

 

制動力は何に由来する?

 

出典:ポルシェ911

 
制動力=ブレーキの効き
を上げるにはどうしたらいいでしょうか?

 

まず、ブレーキってどうやって効くの?
ってことを考えてほしいんですよ。

 

ブレーキは、パッドをローターに押し当てることによって制動力を発生させています。
つまり、パッドとローターの摩擦係数μが重要なポイントになります。

 

どうすれば制動力は上がるのか

 

出典:エンドレス

 

簡単な話、
制動力を上げたいと思ったら、パッドとローターの摩擦係数μを上げれば制動力は上がります。

 

この考え方は、タイヤと路面の関係と全く同じなんですよ。
サーキットを速く走ろうと思っている人は、必ずと言って良いほどハイグリップタイヤに履き替えています。なんでわざわざ高いお金を払ってハイグリップタイヤに履き替えるのかというと、純正タイヤに比べてハイグリップタイヤの方が、タイヤと路面の摩擦係数μが高いからに他なりません。

 

ハイグリップタイヤの方がμが高くて、よく走り、よく曲がり、よく止まりますよね?
ブレーキだって同じです。パッドとローターのμを上げればブレーキの効きが良くなります。

 

パッドを摩擦係数μが高いものに交換する

パッドとローターの摩擦係数μを上げようとしたとき、どちらが簡単に摩擦係数μを上げられるのか?

 

答えは、もちろんパッドですよね。
純正によく使われているパッドは、μが0.2〜0.3程度のNAO材と呼ばれるμが低めのパッドが使われることが多いです。それに対して、スポーツパッドなどは純正のパッドに比べてメタル系の割合が高められているため、μが0.3〜0.4程度のものが多く、中にはμが0.5近いものもあります。

 

パッドを純正からスポーツパッドに変えるだけで、摩擦係数μが0.1〜0.2程度上がり、ブレーキが効くようになります。

 

どのくらい制動力は上がる?

「パッドのμが0.1や0.2上がったところで大して変わらないんじゃないの?対向キャリパーにしたり、ローターを大径化した方がブレーキの効きが上がるんじゃないの?」

 

と思う方がいると思いますが、それは間違っています。
例えば、パッドのμを0.2→0.3に変えると、制動力は50%もアップします。
μが0.2→0.4に変わると制動力は100%アップし、効きが2倍になります。

 

ローターをスリットやドリルドにすることで制動力が20〜30%アップすると言われてますが、μの高いパッドにする方が安くて簡単に制動力を上げることができます。


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