「ASMサイドエアロスポイラー」のエアロ効果でS2000のコーナリング性能を向上させろ!

 

出典:ASM S2000 1号車

 

筑波サーキットNA最速のS2000と言えば「ASM」

S2000のチューナーと言えば「ASM」が浮かぶオーナーは私だけではないだろう。他にも峠の魔王「アルボー」のアライメント調整で、扱いやすくて速いS2000を目指せ!でお世話になった「アルボー」や、アルミ製のホイールナットはやめろ!タイヤが外れる危険ありでお世話になった「J's RACING」などなど、S2000のプロショップは数多く存在する。

 

そんな中でも、ASMは「空力」に異常なこだわりを持ったチューナーというのが私の印象である。YOUTUBEの動画で見たASMのデモカーS2000の走りは、まるでレーシングカーであった。徹底した空力チューンによって生じたダウンフォースによって地面に吸い寄せられ、スムースで圧倒的なコーナリングスピードはチューニングカーのレベルを超えているように見えた。

 

いつかASMのエアロを愛車S2000に装着したいと思っていた矢先、偶然なのか必然なのか「ASMサイドエアロスポイラー」を購入することになった。そこで今回はASMサイドエアロスポイラーの性能を愛車S2000で確かめることにした。

 

果たしてあの日見たASMの走りに近づけるのか、愉しみである。

 

S2000をもっと愉しむチューニング

 

あの日、あの時、あの場所で

 

出典:ASM S2000 リアルチューニング号

 

ワゴンRのブレーキランプ切れでスーパーオートバックスに行ったら、S2000がある!

偶然に金曜日に会社の人から「ワゴンRのブレーキランプ、左だけ切れてるよ」と教えてもらったのが、偶然の始まりであった。私は普段空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ!で魔改造したワゴンRで通勤している。

 

そこで土曜日になって渋々切れたブレーキランプを交換するために、地元にあるスーパーオートバックス前橋に寄ったのである。そこで目にしたのは「S2000」であった。

 

「もしかして?」と思って歩いていくと、そこにはASMのデモカー「リアルチューニング号」がスタンバイしていた。どうやらASMは全国各地のスーパーオートバックスでレカロフェアをしているらしい。たまたまワゴンRのブレーキランプを買いに行った日は、地元のスーパーオートバックスにASMが来る予定になっていたらしい。

 

デモカーに乗れるだって?

私はワゴンRのブレーキランプを購入&すぐさま自宅で交換して、わざわざ愛車S2000で再来店した。多分S2000に乗っていった方が話が早いと思ったからである。

 

S2000から降りて軽く挨拶を済ませた後、ASMのスタッフの方から「うちのデモカーに乗ってみませんか?S2000に乗っている人に乗って欲しいんですよ。」そう言われた私は断る理由がなかったので、乗せてもらうことにした。

 

リアルチューニング号はAP2の2.2Lで標準のEPS仕様である。私のS2000はAP1の2.0LでVGS搭載のタイプVである。エンジンとハンドリングがそもそも違うので純粋な比較はできないが、とにかく剛性感が高かった。ハンドリングに遊びはなく、路面の凹凸をボディがしっかり吸収している感じであった。私のS2000はAP1の130系なので、基本的なボディは同じはずだが、ASMオリジナルの剛性パーツとサスペンションが良い仕事をしているのだろう。

 

当日成約なら5%OFFで買える(送料も0円)

元々ASM製品を冬と夏のボーナスで2つ購入予定だったが、これも何かの縁だと思い、計画を変更して購入することにした。基本的にASMのチューニングパーツは定価販売しかしておらず、割引はない。おまけに横浜にあるため、行くにもお金が掛かるし、ネットでも送料が掛かる。

 

今回、1時間も榛名を走らせてもらって、面白い話も聞けたので購入させてもらった。買ったのはASMラジエタープレートとASMサイドエアロスポイラーである。
ASMラジエタープレートでS2000の冷却系を強化し、水温低下を実現せよ! 

 

消費税増税(8%→10%)と送料7000円分が0円になったことを考慮すると、1.6万円もお安く手に入れることができた。しかもラジエタープレートはその場でGETし、サイドエアロスポイラーは在庫があったおかげで水曜には手に入れることができた。

 

ASMサイドエアロスポイラーはウェットカーボン製をチョイス!

 

 

 

カーボン柄が美しい

 

取り付け穴は穴開け済みで、タッピングビス類と説明書が入った親切設計

ウキウキした気分で水曜の仕事終わりにスーパーオートバックスにASMサイドエアロスポイラーを取りに行った。そのまま実家に持ち帰り、中身を確認した。

 

するとプチプチで梱包されたサイドエアロスポイラーと説明書、取り付けに必要なタッピングビスとワッシャーが入っていた。サイドエアロスポイラーは取り付け穴が既に穴開け加工されていた。おまけにタッピングビスとワッシャーも付いているなんて親切だな〜と思った。

 

社外エアロは「自分で穴開け&ビス類は自分で用意」が当たり前だと思っていたので、いい意味で期待を裏切られた。細かい心配りがありがたい。

 

取り付けは片側8箇所4mmドリルで穴開け&付属のビスで固定するだけ

 

 

 

同期に借りたガレージジャッキとリジットラック、これがなければできなかった。ありがとう!

 

ド素人DIYで2枚で10万円の板を取り付ける

実は私、通称「ウマ」と呼ばれるリジットラックを使ったことがなかったし、持っていたジャッキは車高の問題で使えなかったので、いつも純正のパンタグラフジャッキを使っていた。

 

また、愛車S2000は「リアディフューザー」の効果はリアのダウンフォース獲得だけじゃない?知られざるリアディフューザーの効果とは?で書いたように、VOLTEX製のリアディフューザーを装着している。そのため、デフが完全に覆われてしまい、リアにはウマを掛けられないのが難点であった。

 

仕方ないのでフロントはフロントはウマを掛け、リアはサイドのジャッキポイントを2台のガレージジャッキで上げながら木材でタイヤ下に下駄を履かせるようにして、ドリルが入るスペースを生み出した。リフトがあればこんなことしなくていいのにな〜と心から思った瞬間であった。
「ジャッキ+ウマ」ではなく、あえてガレージに「リフト」を設置するメリットとは? 

 

そんなこんなで色々工夫しながらなんとか装着できた。DIYの良さはこの達成感かもしれない。ボディに穴開けするので「防錆処理」は必ず行うことを忘れてはならない。S2000はサイドエアロスポイラー装着場所にウレタンが塗ってあるのだが、S2000によって厚かったりほとんど付いてなかったりするらしい。

 

厚い状態のままサイドエアロスポイラーを装着すると、ウネウネしてしまうらしい。幸い愛車S2000はほとんどウレタンが付いてなかったので、そのまま穴開けして装着した。

 

所要時間3時間で無事完成!めちゃめちゃかっこいい!

 

 

出幅が絶妙で、めちゃめちゃ好み

 

タイプSリップとVOLTEXリアディフューザーとのバランスも良い!

私のS2000はタイプSリップとVOLTEXリアディフューザーを装着している。

タイプSリップ装着で走りの次元が変わる?S2000でド定番の純正空力チューンの効果とは?

 

空気抵抗軽減だけがボルテックスジェネレーターじゃない!ボルテックスジェネレーターでリアディフューザーの性能を引き出せ!

 

サイドのみ純正のままで何か物足りないと思っていた。S2000のサイドスポイラーは今回購入したASMの他にカーガレージアミスやトヨシマクラフトでも同様のものが販売されている。その中で最も主張の少ないシンプル形状がASMサイドエアロスポイラーなのだが、これがベストマッチに感じた。

 

ゴツイタイプSリップとVOLTEXリアディフューザーを上手い感じに繋げるデザインはまさに私が欲しいデザインそのものであった。ドレスアップ目的でも満足できるのではないだろうか?

 

ちなみにタイプS純正のリアストレーキA・Bはそのまま加工無しで装着できるのもポイントが高い。

 

ASMサイドエアロスポイラーの性能はどうなのか?

 

ASMサイドエアロスポイラーは純正+αのさりげなさがたまらない

 

前評判は「フロントのダウンフォースが増える」だが、評判通りの性能

ASMのブログを見ると、「フロントのダウンフォースが増える」と言った感想を持つS2000オーナーで溢れていた。仕組みとしては「床下に流れ込む空気を遮断することで、床下の空気の流れを整流する」というものらしい。

 

おそらく床下に空気が流れ込まないことによって、床下、特にフロント床下の空気の流れが乱されず、流速が速まることが考えられる。その結果として、フロントの圧力が下がり、ダウンフォースがUPしたのだろう。

 

この理屈から考えれば、フロントだけでなく車体全体にダウンフォースが発生するはずである。
ダウンフォースが発生する原理や仕組みは市販車とF1で変わらない理由 

 

実際、走行テストをしてみると100km/h以上の高速コーナーにおける安定感が別物であった。特にフロントの安心感が高く、今まではヒヤヒヤするようなスピードのコーナリングスピードでも全く怖さを感じない。

 

非常にコントローラブルで、さらにS2000で高速コーナーを走るのが面白くなった。その反面、ヘアピンコーナーなどの低速コーナーではほとんど効果を体感できなかった。VOLTEXのリアディフューザーが60km/h以上で明らかな違いを体感できたのだが、サイドエアロスポイラーはより高いスピードレンジで効果を発揮するということでなのだろう。

 

日常使いにも支障をきたさない絶妙な出幅は流石ASM

 

運転席から見たASMサイドエアロスポイラーの様子

 

真上から見るとほとんどサイドエアロスポイラーは見えないくらい

性能、見た目ともに大満足なASMサイドエアロスポイラーだが、さらに優れた美点がある。それは乗り降りの際に一切気を遣わなくても良い点である。上の写真のようにサイドエアロスポイラーの出幅はかなり控えめで、真上から見たときにはほとんどサイドエアロスポイラーは見えないくらいである。

 

車検も完全対応である点も素晴らしい。純正の良さをそのままにすべてを底上げする技術力は流石ASMである。2枚で10万円という高値だが、その対価に見合うだけの価値はしっかりと体感することができた。

 

今回の買い物も大成功である。見た目も走りもレベルアップできて、ますますS2000のことが好きになった週末であった。

 

S2000をもっと愉しむチューニング

 

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