車好きの夢であるセカンドカーを所有することは幸せなのか?

 

こんな2台持ちってかっこいいよね

 

車好きなら誰しもが一度は憧れる2台持ち。なおかつ1台は街乗り用、もう1台は自分の好きなスポーツカーという組み合わせは最高ではないだろうか?

 

実際私もそんな2台持ちに憧れていた車好きの端くれである。ある種、車好きの夢であるセカンドカーライフはあなたを幸せにするのかどうか、実際にS2000とワゴンRの2台持ちを現在進行形でやっている私が正直な気持ちで書いてみることとする。

 

セカンドカーは独身&お金持ちの特権?

 

出典:お金持ち

 

世間ではそういう認識だけど…

実はそんなことはない。私自身ごく普通のサラリーマン家庭で育ったので、家がお金持ちなわけではない。私も自動車部品メーカーで働く、ごく普通の若手エンジニアである。そして既婚者でもある。

 

つまり、私は世間で一般的に言われている、独身でお金持ちではなく、既婚で普通の年収を稼ぐ会社員なのである。だから、独身でお金持ちだからセカンドカーとしてS2000に乗れているわけではないということである。

 

そんな普通のサラリーマンである私が、どの程度セカンドカーであるS2000に乗っているのか、お話してみよう。

 

実際、セカンドカーってほとんど乗らない

 

1年間365日中340日くらいはカバーが掛かった状態という事実

 

実は年間で20〜30回ぐらいしか乗ってない「S2000」

私は先ほどお話したように、普通のサラリーマンである。自動車部品メーカーの若手エンジニアであり、月曜〜金曜までは会社に行き、土日は休日という自動車業界ではごく普通の生活リズムである。

 

ワゴンRとS2000の使い分けははっきりと分かれていて、ワゴンRは平日の通勤と休日の買い物等近場の用事に使っている。それに対して、S2000は休日のドライブ専門なのである。

 

つまりワゴンRは1年間でほぼ毎日乗るのに対し、S2000は月2回程度の年20〜30回程度しか乗ることはないのである。しかもS2000は雨の日には乗らないと決めているため、乗りたくても乗れないときがあるということである。なぜなら、幌が破れていて雨漏りするからである。(笑)

 

そんな感じなので、私はときどきこう思うのである。
「セカンドカーを所有している私は幸せなんだろうか?」

 

セカンドカーを所有しても幸せになれない

 

S2000はかっこいいけどね!

 

車は走らせてこそ価値がある

私はS2000に乗りたくて乗りたくて仕方ないからS2000を買った。というか買ってもらった(正確に言うと、親に現金一括で買ってもらい、親に毎月ローンを払っている状態)。

 

そう、私にとってS2000に乗ることは「夢」だったのである。そんな車好きな自分の夢を叶えたにも関わらず、なぜ私は「幸せなんだろうか?」と考えてしまったんだろうか。

 

思うに、圧倒的に乗る機会が少ないからであろう。もともとS2000はシルビアから乗り換えた車である。シルビアは学生時代、毎日通学やドライブ、お山遊び等々に使用していた車なのである。2週間に1回くらいしか乗らないS2000とは大違いなのである。

 

つまり、私に幸福感がないのは、毎月5万円もローンを返済しているのに、ちっとも乗っていないため損しているような気持ちになっているのではないかと思う。やっぱり、車は走らせてナンボなんだと思う。

 

人間の欲に限りはないから

私がセカンドカーを持っているのに幸せでないと他に考えられるのは、「隣の芝生は青く見える」からかもしれない。言うならば、セカンドカーはお金さえあれば買えるものなのである。

 

ただのサラリーマンである私よりもお金を持っている人は腐るほどいるし、そういう人達はセカンドカー以上に、3台、4台とフェラーリやポルシェなどのスーパーカーをガレージにずらりと並べて持っているものである。

 

そういった人達に対して、ガソリン代やオイル代、タイヤ代などなどワゴンRに比べて段違いに高いS2000の消耗品のことを考えて好きに乗り回せないストレスを感じているのかもしれない。無理もない、私は普通のサラリーマンであり、お金の面では辛いといえる。背伸びをしていたのかもしれない。

 

そんな風に他人と比べる生き方は100%幸せになれないのである。そんな無理をしてS2000をセカンドカーとして買った私が幸せになるには、どうしたらいいのだろうか?

 

一人占めせず、自分以外の誰かに分け与えること

 

出典:シボレー

 

自分以外の誰かを喜ばせることで、幸福度は上がるもの

S2000が納車されてすぐの頃、私にとってS2000は「宝物」であった。だから、自分以外の誰にも運転させたくなかったし、助手席に乗ることさえ拒んでいたのである。当時の私にとってS2000は宝物だったから、そんな風に一人占めしてしまったのかもしれない。

 

今の私ならこう思う。
「それで君は幸せかい?」

 

自分さえよければそれでいいのかい?
今、自分が満足していればそれでいいのかい?

 

そんな考え方ではだめなのである。
家族の応援や援助があったことを忘れ、「S2000は俺が買ったものだから俺以外誰にも乗せない」と意地を張り、「謙虚さ」、「感謝」、「奉仕」、「他者の幸せ」を忘れてしまっていた。

 

誰かのために使えるようになれば、あなたも必ず幸せになれる

そんな風に自分さえよければいいと思い込み、人間性が腐っていた私が、S2000で強く幸せを感じたのは、自分一人で愉しんでいたときではない。

 

それは、自分以外の誰かを愉しませるために乗っていた時である。
嫁を乗せて初夏の伊豆半島の気持ちよさを味わいにドライブに行ったときや、友人や家族を乗せて一緒にS2000やオープンカーの魅力を愉しんだときである。

 

そのときのことは時が経った今でも強く胸に刻まれている。嫁の愉しそうな笑顔や友人や家族の愉しそうで満足そうな笑顔である。

 

私はそんな大事なことがわからなくなってしまっていたのである。なんて愚かな人間なんだろう。人間である以上、自分一人では絶対に幸せにはなれない。自分を支えてくれる人がいて、その人達を大事にするからこそあなたも幸せな気持ちになれるのである。

 

どうか私と同じ過ちを繰り返さないで

セカンドカーを持っているから幸せになれるのではない。セカンドカーの愉しさを一緒に分かち合う人がいてくれるから幸せになれるのである。

 

私のように「自分さえよければいいんだ」という考えになってはだめだ。
もっと周囲の人達を大事にしてほしい。本当の幸せはお金では買えないから。


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