インナーフェンダーにアルミテープは有効か?いざ実践!

通勤用のワゴンRの実燃費はおよそ26.5km/L。
そんなワゴンRの燃費を良くするために障壁となっているのは「空気抵抗」であると考えた。そう、空気とお友達になれば自ずと燃費も良くなるのではないかというのが私の直感である。そこで私はワゴンRに空力チューンを施し、実燃費「30km/?」をコンスタントに叩き出すことを目標とした。これが「プロジェクト30」の始まりである。

 

今回はインナーフェンダーにアルミテープを貼って燃費を上げることができるのか検証してみる。
 

ストレーキにアルミテープは効果抜群だった!

フロントストレーキのタイヤ側に張り付け

 

「コロナ放電」の威力を思い知った、前後ストレーキにおける燃費向上

ストレーキ編では、写真にあるようにフロント・リアのストレーキのタイヤ側にギザギザにカットしたアルミテープを張り付けた。このギザギザにカットするというのがポイントで、ギザギザにカットしたアルミテープからプラス・マイナス両方のイオンが放出され、タイヤの静電気(プラスに帯電)とマイナスイオンが結び付くことで静電気を中和してくれる「コロナ放電」の原理を応用した。

 

その結果、28.4km/L→30.1km/Lと1.7km/Lも燃費が上がったのである。

 

「コロナ放電」の原理はインナーフェンダーにも活かせるのでは?

 

リアストレーキのタイヤ側に張り付け

 

前後ストレーキにギザギザにカットしたアルミテープを貼ったのは、他でもない「タイヤ」に帯電した静電気をコロナ放電によって中和するためである。

 

回転するタイヤに近いプラスチックパーツに貼るとコロナ放電の恩恵に授かれるはず!

私は直感的にそう思った。というのも前後ストレーキにアルミテープを貼り、1.7km/Lの燃費向上をもたらした実績があるからである。元々私の乗っているMH23S型ワゴンRにはストレーキの設定はフロント・リアともにない。そのため、私は汎用のプラスチック製スポイラーをストレーキっぽく装着したのである。自分で装着位置を決められるため、回転するタイヤの真ん前にくるように装着した。キーワードは「回転するタイヤの近く」である。

 

回転するタイヤの近くにあった「インナーフェンダー」

 

出典:VIP仕様のクラウン

 

車高ダウンによってインナーフェンダーとタイヤが近づいた

今まで純正足だったが、オイル漏れによってカヤバのローファースポーツに4輪とも交換していた。ローファースポーツは純正形状のサスペンションで20〜30mmほどローダウンする仕様である。つまり、今までよりも20〜30mmタイヤとインナーフェンダーが接近するのである。

 

ローダウンによる弊害発生?

サスペンション交換によって20〜30mm下がった車高は、新たな弊害を生んでしまった。それがタイヤとインナーフェンダー接近に伴う「静電気問題」である。純正車高ではタイヤとインナーフェンダーはかなり離れていたため、静電気はそれほど発生しなかったのかもしれない。それが20〜30mmローダウンしたことによって生じた静電気による反発が、無視できないくらい大きくなりタイヤの回転抵抗が発生するまでになってしまったことが考えられる。

 

こうなったらアルミテープに頼ろう(笑)

 

フロントタイヤ前に1枚アルミテープ装着

 

フロントタイヤ後に計3枚装着

 

リアタイヤ後にも1枚装着

 

困ったときの「アルミテープ」

写真のようにアルミテープを装着した。フロントタイヤ前後・リアタイヤ後に取り付けたアルミテープは長さ15cmにカットしたもので、幅は25mmをギザギザにカットしたものである。フロントタイヤ後に取り付けたアルミテープは長さ5cmにカットしてあり、幅は同じである。

 

とにかくタイヤの近くに貼ること!

インナーフェンダーに張り付けるときはタイヤに極力近いところにアルミテープを貼ってもらいたい。やはりコロナ放電によって生じたマイナスイオンと静電気(プラスイオン)が効率よくくっ付き、少しでも静電気によるタイヤの回転妨げを低減させたいからである。そのため、純正インナーフェンダーにある凸部分に選択的に張り付けた。フロント前とリア後は凸部分にもう1枚ずつ長いアルミテープを張り付けても効果的だと思われる。

 

コロナ放電パワー炸裂!過去最高の31.6km/Lをマーク

 

過去最高の31.6km/Lをマーク

 

前後ストレーキでもかなり有効であったアルミテープによるコロナ放電は、インナーフェンダーでも効果抜群だった。装着前から1.5km/Lアップ31.6km/Lをマークした。タイヤ周辺のアルミテープの効果は凄まじく、前後ストレーキとインナーフェンダーのアルミテープチューンでなんと3.2km/Lも燃費が上がっている計算になる。コスパ最強の燃費チューンといっても過言ではない効果を発揮してくれた。

 

結論:インナーフェンダーにアルミテープは効果絶大!(1.5km/Lアップ)

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