常識を打ち破れ!結婚前にオープン2シーターを手に入れろ!
出典:土屋圭市
「私が車に求めているのは一体何だろう?」
シルビアから乗り換える上で、私が最も考えなくてはならないのは「私が車に求めているのは一体何だろう?」ということであった。
言い換えると、私が車のどこに価値を感じているのかをはっきりさせる必要があった。
そこで今回は、私が車に求めているのは何なのかについて考えていく過程をお話しよう。
車の価値って何だろう?
伝説の29連勝、グループAで無敵を誇ったR32GT-Rの不敗神話
移動にかかる時間を誰でも簡単に短縮できること
私が考える車の価値の本質は、「移動にかかる時間を誰でも簡単に短縮できること」だと思う。
大昔の移動は自分の足で歩いていたし、それが自転車になって、車になって、飛行機になっただけである。
だが、今現在は大富豪を除いてプライベートジェットを持っている人はいないだろうし、大多数の人にとって車が最もイージーに移動する手段であることに疑いはないだろう。
価値は多様化している
なぜプリウスは燃費が良いのか?答えは徹底的に空力性能を磨いたボディ形状にあり!
人の数だけ価値観は違う
最近の時代の流れとして、ガソリン代が安く抑えられる低燃費なエコカーや、大人数を快適に輸送することができるミニバンなどが日本では価値のある車として売り出されている。
それに加えて、ミニバンの「大人数を快適に輸送することができる」という価値にかっこよさをプラスしたSUVなどは世界的に大ヒットしている。
出典:https://coolwallpaper23.blogspot.com/2012/01/ferrari-suv.html
なんとあのフェラーリでさえもSUVを売り出しているのである。
フェラーリといえばレーシングカーの公道仕様車ばかりのイメージだったが、フェラーリに求める価値も時代とともに変わってきているということである。
「みんなそうしているから」は最善策ではない
出典:ミニバン
結婚したら男はスポーツカーを降りて、ミニバンに乗らないといけないのか?
時代が変われば人の考え方も変わっていく。
そして大多数の人が時代や周囲の人に流されて自分の考えを変えていくのである。
果たしてそれは私にとって幸せなことなんだろうか?
今の常識はそうらしい。たかが子供の1人や2人生まれただけで、なんで7人乗り8人乗りの車が必要なのか私には全く理解できない。
それくらいならセダンやステーションワゴンで十分ではないか。
車に関しては大は小を兼ねない。
主婦がスーパーの買い物にミニバンで行く場面をよく目にするが、大抵自分1人しか乗っていないではないか?
きっと自分でも気づいているに違いない。
「なんでミニバンなんか乗ってるんだ?」と。
私には「ピュアスポーツ」が必要だった
出典:S2000
私は結婚前にS2000を買った
私は26歳で結婚したが、S2000を買ったのは25歳になって間もない頃だった。
当時嫁と交際中で2年くらい付き合っていて、将来は結婚することを約束した仲であった。
そんなときにS2000なんて実用性皆無の2人乗りオープンカーを内緒で買ったもんだから、揉めに揉めた。(笑)
今でも時折小言を言われたりもするが、私は結婚前にS2000を買ったことを後悔していない。
むしろ正解だったと思っている。
常識に囚われることほどつまらないものはない
私はそう思わずにはいられないのだ。
日本人は常識が大好きだが、常識常識って口うるさく言う人は思考停止になっていることを自覚しているのだろうか?
常識は他人の価値観であり、自分の価値観ではない。
みんなが良いと思うものが自分には良いと思えないときが必ずあるはずである。
そんなとき「イエスマン」になって良いのだろうか?
他人の価値観で生きるのは辛い。
自分が大嫌いな食べ物を美味しいと嘘をついて食べるのと同じくらい辛い。
なにより一番くだらないのが常識は時代によって変化していくことである。
そんなものに付き合っていてあなたは本当に幸せなんだろうか?
楽しいと楽は違う
出典:甲本ヒロト
私は「みんなそうしているから」が大嫌いだ
「みんなそうしているから」
これってすごい楽なのである。
自分で考えなくていいし、誰かに批判されることもないから。
でも楽と楽しいは対極にあって、楽な道を進めばつまらない。
楽しい道を進めば楽ではない。
「みんなそうしているから」というものさしで判断を下した人は、後で必ず文句を言い、上手くいかない現状を他人のせいにする。
判断を下したのは紛れもなくあなた自身であるという事実を棚に上げて。
それじゃあ、そこいらにいるガキと同じではないか。
脳みそが付いているんだから、自分の頭でよく考えて自分が納得する結論を出すべきである。
出した結論が私のように常識から逸脱していたら、当然のように非難や批判の的になるがそれにめげないで欲しい。
「楽しい」を選んだ私は、それ相応に楽じゃない道を歩くことになるだろう。
だがそれでいいのだ。だってその方が楽しいんだから。