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ロードノイズ低減マットの切れ端で鉄板剥き出しのトランクルームを静音化せよ!

愛車ワゴンRのトランクルーム

 

ワゴンRのエアロツアラー化計画第7弾

「エーモン静音計画B」ロードノイズ低減マットは効果なし?軽自動車で効果を試してみたで余ったロードノイズ低減マットの切れ端を使った「トランクルーム」のロードノイズ対策である。

 

これまで数々の空力チューンによってエアロ性能を向上してきた愛車「ワゴンR」は、毎日の高速道路を往復する「高速通勤燃費スペシャル」である。

 

さらなる高みを目指すべく、私はワゴンRの「ツアラー性能」を向上させることにした。

 

ツアラー性能向上で目指すべきものは高級セダンの持つ「静粛性」である。

 

果たして軽自動車代表のやかましいワゴンRをどこまで静かにできるのか楽しみである。

 

ワゴンRを「エアロツアラー」に進化させよ!

 

空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ! 

 

 

 

鉄板剥き出しの「トランクルーム」を攻略せよ!

鉄板剥き出しの「トランクルーム」

 

コストカットで遮音材や吸音材などはほとんど付いていない「軽自動車」

軽自動車は維持費がとにかく安くて、日本の道路事情に最も適した最高の車である。

 

その中でもスズキのワゴンRは使い勝手の面では軽自動車トップクラスである。

 

そんな素晴らしい軽自動車であるワゴンRも、ロードノイズなどの「静粛性」の面では高級車に大きく劣っている。

 

立ちはだかる「コスト」のためである。

 

ワゴンRエアロツアラー化計画は、コストカットによって失われた「静粛性」を取り戻す戦いなのである。

 

前回、ロードノイズ低減マットで「車体フロアの静音化」を行った

前回のエアロツアラー化計画では、運転席・助手席・後部座席の足元3か所にロードノイズ低減マットを敷き、ロードノイズを低減することに成功している。

 

「エーモン静音計画B」ロードノイズ低減マットは効果なし?軽自動車で効果を試してみた 

 

今回は鉄板剥き出しの「トランクルーム」にも余ったロードノイズ低減マットの切れ端を敷き、トランクルームから発生するロードノイズを低減することを目指す。

 

鉄板剥き出しの状態ではロードノイズが反響する?

出典:EK9

 

内装を撤去した車はロードノイズ全開!

よくサーキット仕様のチューニングカーでは、軽量化のために内装を撤去した「ドンガラ仕様」にすることがよく見られる。

 

内装ドンガラ仕様にした車のオーナーの口からよく耳にするのは「車内がうるさくなった」ということである。

 

内装は車内のロードノイズ低減の役割もあるため、当たり前といえば当たり前なのだが、

 

鉄板剥き出しの部分があるということは少なからずサーキット仕様に近い「うるさい車」ということである。

 

ワゴンRのトランクルームを見ると、上の画像の車のトランクルームと変わらないのである。

 

もちろん内装を撤去したわけではなく、元々コストカット等で省かれてしまっているのである。

 

そこで鉄板剥き出しのトランクルームにロードノイズ対策を施せば、より高級セダンのような静かな車内に近づくことは十分考えられる。

 

ということで鉄板剥き出しのトランクルームにロードノイズ対策をしようではないか。

 

ロードノイズ低減マットは遮音材と吸音材がセットになった優れモノ

「ロードノイズ低減マット」は「吸音材」と「遮音材」の2層構造

 

まず吸音材で音を低減させ、さらに遮音材でロードノイズをシャットアウト!

エーモン静音計画のロードノイズ低減マットは、まず最初に吸音材で音を減衰・低減させ、弱くなったロードノイズを遮音材で跳ね返し、

 

再び吸音材で吸音することでロードノイズを低減させる設計になっている。

 

私のワゴンRはトランクルームが鉄板剥き出しであり、トランクルームから発生するロードノイズはそのままダイレクトに車内に響き渡っている状態である。

 

そのため、発生した音を吸収する「吸音材」と発生した音を遮る「遮音材」がセットになっている「ロードノイズ低減マット」を使用することで、

 

トランクルームから発生する「ロードノイズ」を低減することができるはずと考えた。

 

さらに謎の緑色カーペットを上から被せる

ロードノイズ低減マットの切れ端だけでは力不足だと感じた私は、物置に眠っていた謎の緑色カーペットのようなものに目を付けた。

 

手に取ってみると「吸音材」になりそうな質感をしており、ロードノイズ低減マットの上に置けば吸音材として車内に反響するロードノイズを低減してくれそうな予感がした。

 

ということで、謎の緑色カーペットもロードノイズ対策に使ってみることにした。

 

段ボールも立派なロードノイズ対策になるくらいだからきっと謎の緑色カーペットも効果があるだろう。(笑)

 

プレミアムセダンVS軽自動車ワゴンR、車内の静粛性対決で勝つのはどっちだ?

 

ロードノイズ低減マット+謎のカーペットでロードノイズは低減したのか?

 

コスト0円のロードノイズ対策(笑)

 

車体リア周りのロードノイズが低減した!

前回運転席、助手席、後部座席の足元に計3か所ロードノイズ低減マットを敷いたところ、中高音域のロードノイズ低減効果を体感することができた。

 

「サー」というロードノイズ低減効果は体感することができたが、「ゴー」という低めのロードノイズに対してはあまり効果がないことがわかっている。

 

今回鉄板剥き出しだったトランクルームにロードノイズ低減マットと謎の緑色カーペットを施行することによって体感したのは「リアが静かになった」ということである。

 

以前ステンレスたわしチューンは効果なし?噂のオカルトチューンを試してみた!の副作用によって純正マフラーの音が小さくなった。

 

今回は純正マフラーの音がさらに小さく聞こえにくくなったのである。

 

特にアクセルオフしているような状況ではマフラー音はほとんど聞こえないレベルに静かになった。

 

反響するロードノイズを吸収することも車内の静粛性向上に効果的

ロードノイズ低減マットの白いフェルトのような吸音材と黒いゴムのような遮音材がプラスされたことによって、

 

鉄板剥き出しだったトランクルームで発生するロードノイズが低減されたことはもちろんのこと、

 

発生してしまったロードノイズが車内を反響してしまう現象も抑えることに成功している。

 

やはり鉄板剥き出しの状態ではロードノイズを低減することは難しく、今回トランクルームに施行することによって鉄板剥き出し部分はなくなった。

 

それによってワゴンRの車内の静粛性は一気に高まり、軽自動車であることを忘れてしまうほどである。

 

一言で言うと、「高級」な乗り味になったということである。

 

ワゴンRエアロツアラー化計画は、空力による高速道路上での燃費向上と、車内の静粛性UPによるツアラー性能向上を両立することが目的であるため、

 

今回のロードノイズ低減マット+謎の緑色カーペットによる静粛性UPの狙いは大成功である。

 

ワゴンRを「エアロツアラー」に進化させよ!

 

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