スポーツカーを愉しむ | 空力による燃費向上実践記や速く走るための空力理論など

ワゴンRをカヤバ「ローファースポーツ」でローダウン!車高調にはない乗り心地と走り!

出典:カヤバ「ローファースポーツ」

 

カヤバ(KYB)は純正サスペンションをOEM供給する大手メーカー

カヤバは油圧関係を得意とする大手メーカーであり、カヤバが供給するものの内に車用のサスペンションがある。

 

カヤバのサスペンションは数多くのカーメーカーに採用されており、実績も十分すぎるほどである。

 

10年選手である愛車ワゴンRの車検のタイミングで、純正サスペンションにオイル漏れが発覚したため、

 

カヤバから出ているサスペンションキット「ローファースポーツ」に交換することにした。

 

そこで今回は、交換から半年以上経ち、なおかつ1万km以上走ったので、

 

純正サスペンションと比べてカヤバのローファースポーツはどう違うのか、相対的に比べてみることにした。

 

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純正状態の船のようにフラフラする乗り心地をなんとかしたい

ローファースポーツを入れた当時の様子

 

なんとかしたい「乗り心地」

私はシルビア、S2000と乗り継いでいるくらい、スポーツカーの乗り心地やフィーリングが好きだ。

 

そんな私が初めてワゴンRに乗ったとき、まるで船のように前後左右に大きくロールする乗り心地に不快感を感じたことは想像に難くないだろう。

 

お年寄りが近所を乗る分には、伸びきったラーメンのような柔らかすぎる乗り心地は歓迎されるのかもしれない。

 

実際じいさんが免許返納するまではじいさんが新車で買って乗っていた車だし、そういうものなんだろう。

 

しかし、私はスポーツドライビングが大好きな人間である。

 

そんな私が高速通勤&近所のお買い物車としてワゴンRに乗るだけでも、スポーティーさを求めてしまうのは仕方がない。

 

そこで、不快なロールやふらつく柔らかい足から、気持ちよく走れるスポーティーなサスペンションを探していたところ、カヤバのローファースポーツを見つけたというわけである。

 

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ローファースポーツは車高調ではなく、純正形状のサスペンションキット 

出典:カヤバ

 

車高調は走りが愉しい車にピッタリ

ローファースポーツの特徴のひとつに、「純正形状のサスペンション」がある。

 

S2000やシルビアなどの走りが愉しい車のオーナーは純正サスペンションから「車高調」と呼ばれる車高を変えることができるサスペンションに変えることが多い。

 

実際にシルビアのときも私は車高調に変えていたし、S2000も中古で購入したときから車高調がインストールされていた。

 

車高調は自由に車高が変えられるし、ショックアブソーバーの硬さ(減衰力)も変えられることから、走りを追求する人間にとってはもってこいのサスペンションである。

 

私のワゴンRの用途では、車高調は必要ない

私がワゴンRに乗るのは毎日の高速メインの通勤と、近所のお買い物などである。

 

車高調が必要になるような走りをする場面は存在しない(ワゴンRで峠を攻めたり、サーキットを走ったりはしない)。

 

車高調は私の用途にはデメリットが多いのである。

 

車高調に交換したシルビアで10万kmは走ったが、車高調は純正形状のサスペンションと違って、頻繁にメンテナンス(オーバーホールなどの修理)が必要である。

 

実際に年間2万kmくらい走っていると、2年くらいでオーバーホールしなくてはならず、ランニングコストが当時大学生だった私には高過ぎて、親に迷惑を掛けることになってしまった。

 

安易に車高調でローダウンすると、異音や乗り心地、抜け、ランニングコストに悩まされるというお話

 

純正形状だからこその良さ (信頼性と耐久性はピカイチ)

その点、純正形状のサスペンションであるローファースポーツはその心配が必要ない。

 

純正サスペンションを手掛けるカヤバが作るローファースポーツの耐久性、信頼性はピカイチで、ローファースポーツは純正のサスペンションと同等レベルの耐久性と信頼性を併せ持っている。

 

ワゴンRはなるべくランニングコストを下げて乗りたい私にとって、車高と減衰力が固定の純正形状のサスペンション「ローファースポーツ」はまさにぴったりの商品なのである。

 

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ローファースポーツは純正比でローダウン量が20〜30mm

ローファースポーツを入れた当時の様子

 

ちょうどいいダウン量(フロント‐28mm、リア‐25mm)

ローダウンしていると言われなければわからないくらい、自然な車高の落ち具合に私は満足した。

 

ローダウン量は車種によって異なるようだが、MH23S型ワゴンR用のローファースポーツはフロントが‐28mm、リアが‐25mmのダウン量に設定されている。

 

純正状態が車高が高過ぎるためか、30mm近くローダウンしたくらいがちょうどいいくらいなのである。

 

実際、ローファースポーツでローダウンしていると言っても、「え、これで車高落としてるの?わからなかったよ」と言われることがほとんどであった。

 

それくらい自然なローダウンということである。

 

たまに車高調で極端にローダウンしている車を目にするが、私はあまり好きではない。

 

いちいち路面の凹凸に気を使いながらワゴンRを運転するのは嫌だからである。

 

個人的に、軽自動車の気楽さは一番失いたくない「性能」である。(笑)

 

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純正の悪いところだけを取り除いた「乗り心地」は快適そのもの

 

黄色のショックアブソーバーと紫色のバネがトレードマーク!

 

船のように前後左右にフラフラした不快な動きがなくなった

私が欲していた程よい「スポーティーさ」がローファースポーツで実現した。

 

純正のバネレートがいくつなのかは知らないが、ローファースポーツはフロントが2.4kg/mm、リアが2.1kg/mmと純正並みの硬さである(車高調では20kg/mmはよくあるバネレート)。

 

そのため、車高調のような「ゴツゴツ」とした乗り心地はローファースポーツではみられない。

 

専用チューニングされたショックアブソーバーの出来が素晴らしいのだろう。

 

純正サスペンションで感じた、船のように前後左右にフラフラした不快な動きがローファースポーツではなくなった。

 

ストローク量もローダウン用に専用設計されているところが素晴らしい!

通常、車高調やローダウンスプリングなどでローダウンすると、サスペンションのストローク量を犠牲にするため、路面の段差などでガツンと「底付き」してしまう。

 

しかし、ローファースポーツはローダウンを前提に専用設計されているため、ストローク量も純正サスペンションと同等レベルで確保されている。

 

そのため、純正オプションのように全方位で性能が向上させることができる。

 

純正サスペンションの良い部分は残したまま、悪い部分だけを取り除いたような乗り心地は最高だ。

 

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峠のように曲がりくねった道も気持ちよくスポーティーに走れる!

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高速通勤メインのワゴンRの走りは、峠も快適に走れる!

S2000ではよく峠を走りに行くが、ワゴンRではめったに走ることのない峠を走ってみた。

 

流石にS2000と同じくらい気持ちいいかと言われれば、そんなことはまったくないが、高速通勤メインのワゴンRでここまで走れれば十分なくらいスポーティーに走れた。

 

S2000タイプVの「VGS」のコーナリングはクイックすぎて危険?

 

街乗りでは純正サスペンションとローファースポーツの違いはそこまで大きくはないものの、やはりきついコーナーの多い峠ではその性能の差がはっきりとわかった。

 

明らかにロールが小さく、4つのタイヤでしっかりと地面を掴んでいる感覚があり、走っていてローファースポーツは安心感がある。

 

上りはエンジンパワーが少ないワゴンRでは愉しめないが、下りでは800sの軽量ボディも相まって、キビキビとした走りができるため、意外と愉しかった。

 

ワゴンRで峠も悪くない。(笑)

 

トータルバランスに優れたローファースポーツはコスパ最強!

私のような用途の場合、純正サスペンションからローファースポーツに変える上で生じたデメリットは一切なかった。

 

これはとてもすごいことである。

 

基本的にチューニングは「トレードオフの関係」である。

 

例えば車高調にすれば走りの性能は上がるものの、ランニングコストや乗り心地は犠牲になったり、エンジンパワーを上げれば燃費が悪くなったり、

 

ハイグリップタイヤでコーナリングスピードを上げれば、寿命が短くなり、ランニングコストも跳ね上がるものなのである。

 

ローファースポーツは、トレードオフの関係から抜け出し、純正オプションのようにすべての性能を底上げすることができる。

 

それが5万円以下で手に入ってしまうのだから、カヤバのものつくりは素晴らしいとしか言いようがない。

 

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