梅雨対策!ガラコでノーワイパー走行を実現させ、雨天走行時の快適性を向上せよ!
今回はガラコが主役
鬱陶しい梅雨をガラコで乗り切ろう
日本には四季がある。春夏秋冬がありそれぞれの季節で快適性に対する要求は変化してくる。
そして今、季節は「梅雨」になったところである。
梅雨といえば常に雨が降り、気温も湿度も高くて私にとっては不快な季節である。(なかなかS2000にも乗れないし)
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ということで、雨が降り続く梅雨の季節でも快適に通勤できるよう、ワゴンRの梅雨対策を行うこととした。今回の主役は「ガラコ」である。
雨が降り続く梅雨の季節、ワゴンRの快適性を向上させたい!
出典:梅雨
雨で視界が悪くなるのを改善したい
雨が多く降る梅雨の季節において、快適性を落とす原因になっているのはジメジメとした湿度の高さと雨天走行時の視界の悪さである。
湿度はエアコンを使うことで対処することができるが、視界の悪さはワイパーを使ってどうにかするしかない状態である。
しかし、ワイパーを使うことで視界は一瞬遮られてしまうし、なによりワイパーのゴムとフロントガラスが擦れ合うことで生じる「ノイズ」も一度くらいなら気にならないが、
走行中はひっきりなしに聞こえてくることを考えるとストレスにもなってしまうだろう。
ただでさえ雨粒によって車内はうるさくなりがちなうえ、ワイパーを使用することで生じるノイズまで発生してしまっては満足に音楽や映像を愉しめなくなってしまう。
これは何らかの形で対処する必要があると判断した。
走行風で雨粒が吹き飛べば「ノーワイパー走行」が実現できるかも!
愛車ワゴンR
ワイパーを使わずに走れたら快適かもしれない
「雨が降るからワイパーを使う」という当たり前の発想・常識をもう一度考えてみる。
ワイパーを使うことで視界が遮られたり、ノイズが発生したりすることで快適性が落ちてしまうのならば、ワイパーを使わなければ良いのではないか?ということである。
つまり、雨が降ってもワイパーを使わない「ノーワイパー走行」を実現すれば快適性を向上させることができるのではないかと思ったのである。
しかし、ただ単にワイパーを使わないで雨の日に走ったら視界不良で事故ってしまうのが関の山だろう。
ノーワイパー走行を実現させるためにワゴンRをチューニングする必要があるのである。
ノーワイパー走行を実現させるには「ガラコ」が必要
そこで考えたのが「ガラコ」である。ガラコは液体状のコーティング剤をフロントガラスに塗ることで、雨粒などの水を弾いてくれる優れモノである。
ガラコをフロントガラスに施行することで雨粒を弾き、弾いた雨粒は走行風によって後ろや横に流すことができれば、ワイパーを使わずとも前方の視界は十分確保できるはずである。
ということで、今回はガラコによってノーワイパー走行を実現できるかどうか実験してみた。
性能を引き出すために、ガラコをする前にコンパウンドでガラスを磨こう
ガラス用コンパウンドでフロントガラスを綺麗にする
表面の汚れや凹凸を綺麗にしておこう!
実際にガラコを施行する前にやることは、施行するフロントガラスをきれいな状態にしておくことである。
水拭きしておくくらいでも効果はあるが、ガラコの性能をフルに発揮させるには汚れを落とすだけでなく、より雨粒が流れやすいように凹凸を無くすことがポイントである。
よって、軽く水洗いで砂汚れを落とした後、ガラス用コンパウンドによってフロントガラスを徹底的に磨いた。
どのくらい磨くかと言うと、「ガラス表面に水がシートのようにまとわりつくくらい」である。
コンパウンドで磨く段階では一切水が弾かないレベルまで磨くことをオススメする。
ここで中途半端に切り上げると、水垢が残ったりして室内から見たときの見栄えが悪くなる。
だから、心を込めてしっかり磨いておこう。
コンパウンドで磨いたらよく洗い流して、ガラコを塗る
実際にガラコを塗っている様子
フロントガラス全体にムラなく、まんべんなく塗る
コンパウンドで磨いた後は、しっかりと水で洗い流そう。
手でフロントガラスを撫でるようにしながら水で洗い流すとよく落ちる。
しっかりと磨いたガラスはすべすべしていて気持ちよくなるほどである。
洗い流した後はしっかりと拭き取ること。ガラコを塗る前によく乾かしておくことが重要である。
ガラコ自体はフロントガラス全体にムラなく、まんべんなく塗ることができれば塗り方は何でもよいと思う。
私はフロントガラスを運転席側と助手席側で半分に分けて、縦に塗った後、横に塗り広げるようにして行った。
ガラコ施行後は5〜10分くらいおいてから拭き取る
たまにガラコを施行した後の拭き取りをしないで走行している人がいるが、これはオススメできない。
確かに拭き取らない方がガラコの効きが長持ちしそうだが、拭き取らないでいるとフロントガラスが曇ったような状態であり、視界が悪くなる。
さらに車内からみてもムラが発生しているため、非常にかっこ悪い。
ガラコ施行後は5〜10分くらいおいてから、固く絞ったタオルやウエスなどで軽く拭き取ろう。
ガラコを塗った結果、50km/h以上でノーワイパー走行可能に!
停車中でも雨粒が流れ星のように落ちていく
雨粒がしっかりと撥水されている!
上の写真は、ガラコを施行してから数日後、雨が降る中ワゴンRに乗り込んだ時に撮影したものである。
これを見ると雨粒がしっかりと弾かれていることがわかる。
コンパウンドでしっかりと磨いたことで、普段ワイパーが良き届かない部分も撥水効果がきちんと出ている。
雨粒が面白いように飛んでいく様は快感
実際に走らせてみると、50km/h以上から雨粒が飛びはじめていることが確認できた。
特に80km/h巡航している高速道路上では、雨粒はフロントガラス中央では真上に、フロントガラス左右では横に勢いよく流れ星のように流れていく様は、重力に逆らっているようで面白かった。
街乗りオンリーでも「ノーワイパー走行」は可能
実際に家から会社までの1時間くらいの通勤の間で、一度もワイパーを使うことなく走ることができた。
確かに40km/h程度では雨粒は飛んでいかないものの、赤信号などで停止する際に、減速Gで雨粒は一気に上から下に流れ落ちていくことがわかった。
つまり、停止する際にフロントガラスにたまった雨粒は勢いよく流れ落ちてしまうため、街乗りオンリーでもノーワイパー走行は十分可能ということである。
梅雨対策ということで行ったガラコだが、雨天走行時のワゴンRの快適性は十分向上させることができた。
これで鬱陶しい梅雨のドライブも普段では味わえない「ノーワイパー走行」によって少しばかり愉しめるのではないだろうか?
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