スポーツカーを愉しむ | 空力による燃費向上実践記や速く走るための空力理論など

「ジャッキ+ウマ」ではなく、あえてガレージに「リフト」を設置するメリットとは?

出典:2柱リフト

 

「リフト」付きガレージは車好きの憧れ

「ガレージにリフトがある」。

 

考えただけで車好きの人はニンマリしてしまうのではないだろうか?

 

かく言う私も「リフト付きのガレージ」に憧れを抱いている人間の一人である。(笑)

 

今現在、ガレージはなく、コンクリートやアスファルトで舗装されていない実家の庭に、愛車S2000を保管している。

 

カバーを掛けているだけの青空駐車である。
1年間でS2000に乗る回数はたった24回?セカンドカーはお金持ちの贅沢品で必要性のないものなのか 

 

やはり、地面が「未舗装」であるため、安全性を考えるとジャッキを使ってタイヤ交換くらいが限度であり、基本的にジャッキアップの必要のない整備しかできていないのが現状である。

 

そのため、ワゴンRの空力チューンにおいても肝心な床下の空力に着手できないでいる。

 

空力チューンで実燃費30km/Lを超えろ! 

 

そのため、これから建てる予定のガレージにはぜひとも「リフト」を設置し、S2000だけでなく、ワゴンRや、家族の車などの整備・チューニングをやっていきたい。

 

そこで今回は、なぜ「ジャッキ+ウマ」ではなく「リフト」が良いのか比較することにした。

 

愛車を護る「ガレージ」が欲しい!ガレージの構想から実現まで 

 

 

 

「ジャッキ+ウマ」ではなく、なぜ「リフト」を設置するのか?

出典:ジャッキ+ウマ

 

「ジャッキ+ウマ」が主流

整備工場などと違い、ごく普通のサラリーマンの家庭に「リフト」があるなんて人はほとんどいないのが現実である。

 

「リフト」は高額であり、普通の人が買うことはない。

 

したがって、「ジャッキ+ウマ」で愛車の整備を行う人が多いはずである。

 

「ジャッキ+ウマ」の組み合わせは安価で用意できるため、車好きの間でも主流である。

 

エントリーモデルとして安価なものが最も多く売れるというのは、どの世界でも共通なのかもしれない。

 

整備するまでの時間を短縮できる

使い方としては、まずガレージジャッキ等でフロントを持ち上げ、フロントのジャッキアップポイントにウマを掛ける。

 

ガレージジャッキを下げ、今度はリアを持ち上げて、ウマを掛ける。

 

そうすることで愛車を「リフト」した状態にすることができる。

 

これは結構な「手間」であり、毎回毎回やるとなると結構面倒な工程だと私は思う。

 

これがリフトの場合、既定のところまで車を移動させた後は、「スイッチ一つで」リフトアップすることができる。

 

つまり、楽なのである。

 

そのため、整備をする準備に気力や体力を使うことなく、整備やメンテナンスに集中することができる

 

これは「ジャッキ+ウマ」にはない「リフト」の大きなメリットである。

 

安全に作業できる

「ジャッキ+ウマ」に比べて、「リフト」は安全な設備である。

 

もちろん正しい使い方をした場合の話である。

 

「ジャッキ+ウマ」はジャッキで上げてウマを掛けるを繰り返すものである。

 

ジャッキで上げる際も適切な位置でジャッキアップできれば問題ないが、誤ってオイルパンなどにジャッキを掛けてしまうと、オイルパンを壊し、オイルが漏れてしまう。

 

そのほかにも、車体のジャッキアップポイントに正確にウマを掛けなければならず、左右でズレていたりすると車が落下してしまうリスクもある。

 

また、リアをジャッキアップする際に、車種によってはジャッキが入らなくなることもあるようである。

 

そうなった場合、どうにかしてジャッキアップしなければならず、危険な行為になってしまうことも少なくない。

 

その点、リフトは日常的なメンテナンスがされていて、正しい使用方法さえ守っていれば、とても安全にリフトアップすることができる。

 

やはり、命あっての車遊びであるから、安全を軽視するぐらいならプロに任せてしまった方が良いと私は思う。

 

「やりすぎかな」くらいがちょうどいいのである。

 

「ジャッキ+ウマ」よりも「リフト」の方が腰に優しい

出典:リフト

 

愉しんでやるには、やる気を削がない工夫が大事

「ジャッキ+ウマ」は車体をリフトアップするまでで、意外と腰にくるものである。

 

また、リフトアップしてからの作業も、車体下の狭いスペースしかなく、窮屈で作業性は低い。

 

ちょっと作業を中断させて休憩するときも、車体下の狭いスペースから這い出てこなければならず、面倒である。

 

他にも車体下で作業中に、工具が足りないときも同様にして面倒だが這い出てこなければならない。

 

これを繰り返しているうちに気力・体力ともに削られ、やる気が下がってしまうことも考えられる。

 

その点、リフトならば1.8mくらいまでリフトアップすることができるものもあり、車体下に立った状態で作業することができる。

 

そのため、「ジャッキ+ウマ」のようにわざわざ這い出てこなくても、普通に何歩か歩けば工具箱やソファー等で工具を取ってきたり、休憩したりすることが可能になる。

 

意外と見落とされがちなポイントだが、愉しんで整備やメンテナンスをするには、つまらないところでやる気を削がないことが重要なのではないだろうか?

 

その点、「ジャッキ+ウマ」ではなく、「リフト」を選ぶメリットはかなり大きいと思う。

 

スペースやコストに余裕があるなら、思い切って「リフト」を設置しよう!

出典:整備

 

知識・経験・技術はやらなければ身につかない

大して整備できる腕がなくても、環境を整えればできるようになるかもしれない。

 

実力は考えず、「リフト」を設置して、自分の整備スキルをアップさせるのも愉しいのではないだろうか?

 

始めて間もないときは誰でも上手くいかないものである。

 

それはイチローのようなスーパースターでもそうだし、私もそうだし、あなたもそうである。

 

そこから、失敗を積み重ねていくことで知識・経験・技術が高まっていき、なりたかった自分になれるのである。

 

今現在は大した整備スキルを持っていないが、ガレージと共に「リフト」を設置することで、自ずと整備スキルが上がっていく未来に投資しようと思う。

 

自分の愛車は自分で整備・メンテナンスする。こんなガレージライフに私は憧れてしまう。

 

愛車を護る「ガレージ」が欲しい!ガレージの構想から実現まで 

 


HOME 空力ワゴンRの詳細はこちらから! S2000チューニング日記 「福ちゃん」のプロフィール