空力バカが贈る!確実に燃費を上げるオススメの「空力チューン」TOP5!
実験車両ワゴンRで「特に燃費向上」した空力チューンを紹介!
私は通勤用にワゴンRに乗り、高速道路を往復する毎日を送っている。
今現在、70%が高速道路という通勤ルートで、実燃費30km/Lオーバーを超えるために日々「空力チューン」に取り組んでいる。
これまで数々の空力チューンを施し、それらは毎日の「リアルな風洞実験」で効果を検証してきた。
そこで今回は、実際に燃費向上効果抜群だった空力チューンについてランキング形式でまとめてみることにした。
リアルな風洞実験の結果を是非とも参考にして頂きたい。
第5位「純正ルーフスポイラー装着」
空力チューン第8弾!純正ルーフスポイラー+ボルテックスジェネレーターは最強のエアロパーツ?
純正装着率が異常に高い、もはや当たり前のド定番空力チューン
純正で当たり前のように装着されている「ルーフスポイラー」の効果はやはり偉大である。
こんな小さなスポイラーがあるだけで、ボディ後端に発生する渦による空気抵抗悪化を抑えることができてしまうのだ。
ルーフスポイラーによって、ボディ後端の急激な形状変化がなくなり、ボディ後端直後に発生する大きな渦の発生は抑えられる。
ルーフスポイラーが最も優れている点は、
「渦の発生によって引き起こされる負圧を、ボディ後端から遠ざけることができる」
という点にある。
純正ルーフスポイラー装着によって空力性能が向上し、高速走行では確かな燃費UPを発揮してくれた。
純正ルーフスポイラーを装着するかどうか迷っている人は「絶対装着するべき」である。
空力チューン第8弾!純正ルーフスポイラー+ボルテックスジェネレーターは最強のエアロパーツ?
第4位「GRエアロスタビライジングボディーコート」
空気抵抗を減らせ!GRエアロスタビライジングボディーコートによる帯電防止で燃費向上せよ!
ボディに発生する「静電気」を防ぐことができる、ある意味最強の空力チューン
「ボディ全体にアルミテープチューンができたら、絶対に燃費上がるのにな〜」と前から思っていた。
しかし、アルミテープをボディ全体に貼りまくって静電気除去を行うことは、現実的に「不可能」であり、
そもそも静電気が発生しやすいフロントガラスやヘッドライト等の「ガラス類」には、アルミテープチューンは施工できなかった。
そのため、ボディ全体の静電気除去は絶対に効果があるとわかっていても実現できなかったのである。
そんな私の願いをかなえてくれる商品がトヨタGRより発売された。
それが「GRエアロスタビライジングボディーコート」である。
実際にGRエアロスタビライジングボディーコートをボディー全体に施工してみると、風切り音がかなり減り、直進安定性も向上した。
ボディ全体の静電気除去が「燃費に効果抜群」なのは言うまでもない。
空気抵抗を減らせ!GRエアロスタビライジングボディーコートによる帯電防止で燃費向上せよ!
第3位「リアバンパー穴開け加工」
空力チューン第4弾!リアバンパー穴開け加工でパラシュート効果をやっつけろ!
レース車両さながらの「本気モード」な空力チューン
リアバンパー穴開けによって、リアバンパーに発生する「パラシュート効果」を軽減することができる。
純正状態では、リアバンパーが「パラシュート」のように働き、空気抵抗が大きい。
リアバンパーという「パラシュート」に風穴を開けることで、空気抵抗を減らすことができるというわけである。
その結果、車体前部と後部の圧力差による「空気抵抗」を減らすことができる。
サーキットを走るチューニングカーや、レーシングカーで見られるリアバンパー穴開け加工は、れっきとした空力チューンなのである。
決して「見た目」だけのファッションではない。
バカが付くほど、空力に本気なのである。(笑)
第2位「タイヤ周辺のアルミテープチューン」
空気抵抗低減だけが能じゃない!アルミテープで燃費を上げるもう一つの方法とは?
タイヤの「静電気除去」でスムースな走りを実現
アルミテープチューンはトヨタが考案した、今までにないタイプの「空力チューン」である。
フロントバンパーやサイドステップなどのボディー外装にアルミテープチューンを行うことで、走行風との摩擦によって生じる「静電気」を除去するのが狙いである。
私はアルミテープチューンの本質的な効果である「コロナ放電」を有効活用することで、「タイヤの静電気除去」を閃いた。
今までの経験上、燃費UP効果が最も得られるのは「タイヤ周辺」である。
実験車両ワゴンRではタイヤ周辺(フロント、リアのインナーフェンダーやストレーキ、スチールホイール裏側)にアルミテープチューンを施し、大幅に燃費性能を底上げすることに成功している。
また、アルミテープチューンに使用するアルミテープは「非導電性」でOKなのも実験済みである。
アルミテープチューンに導電性アルミテープは必要ない?粘着剤に導電性がなくても良い理由
実際にアルミテープチューンをやるときは↓の記事を参考にしてもらえばOKである。
アルミテープチューンで効果を引き出すための大きさ、形状、カット方法とは?
第1位「ボルテックスジェネレーター」
まるで魔法?「小さな凸が空気抵抗を小さくする」効果抜群の空力チューン
ボルテックスジェネレーターによる空力チューンは、私が初めてワゴンRに施した空力チューンであり、その効果の高さはよく覚えている。
純正状態だったワゴンRの空力性能は、ハッキリ言って「ゴミ」であった。
それがボルテックスジェネレーターを装着することによって、まるで魔法のように直進安定性が上がり、燃費も驚くほど向上した。
魔法の凸は、意図的に空気の流れ方を変えることによって、ボディ周辺をきれいに空気が流れるようになる。
その結果、空気抵抗が大幅に減り、燃費UP効果も最高であった。
魔法の凸の難しい話は↓の記事にまとめてあるので、興味のある人はどうぞ!
空気抵抗と密接な関りがある「境界層剥離」、その原理とメカニズムに迫る!
まとめ
空力チューンは1+1=2にならない
リアルな風洞実験で得られた、空力チューンの数々はお愉しみ頂けただろうか?
単純に第1〜5位までに紹介した空力チューンを愛車に施すことによって、空気抵抗が減って確実に燃費は上がる。
だがしかし、第1〜5位までをすべてやったからと言って、単純計算で足し算するように燃費は上がらないということを注意して欲しい。
空力チューンは細かいことの積み重ねで大きな効果を引き出すものである。
空気の流れや、出入りする空気の量のバランスが崩れると、一気に空力性能は落ちてしまうことを実際に何度も経験している。
もし興味があれば、様々な空力チューンを施した結果がどうなったか、成功も失敗も嘘偽りなく↓にまとめたので見て欲しい。
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