「エアロボンネット」の冷却性能とダウンフォースを最大限引き出す方法

出典:無限

 

見た目だけの「ドレスアップ」パーツにするのはもったいない

エアロボンネットはチューニングカーでは人気のパーツである。

 

純正ボンネットに比べて、いかにもチューニングカーな黒いカーボン製エアロボンネットはドレスアップ目的からガチのサーキットアタッカーまで大人気である。

 

もちろん見た目だけのためにエアロボンネットに交換するのもありだが、せっかくなら「エアロパーツ」としてエアロボンネットの性能を引き出したいと思うのは私だけではないだろう。

 

そこで今回は、「エアロボンネット」の冷却性能とダウンフォースを最大限引き出す方法についてお話することとする。

 

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「エアロボンネット」に交換することで得られる3つの効果とは?

出典:無限

 

@軽量化

純正のボンネットが大抵「鉄」で出来ているのに対し、社外のエアロボンネットは「FRP」や「カーボン」で製造されているものがほとんどである。

 

S2000の場合は純正ボンネットが「アルミ」ということもあり、カーボンのエアロボンネットにしても軽量化の効果はそれほどない。

 

しかし、前愛車S15シルビアのように長くて大きい「鉄製」の純正ボンネットはめちゃめちゃ重いため、エアロボンネットによる軽量化はかなりの効果があるようである。

 

車体上部の重量物が一気に軽くなるため、頭の入りが激変し、コーナリングがまるで別物になるレベルである。

 

エアロボンネットに交換することで得られる効果の1つは「軽量化」である。

 

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A冷却性能UP

純正ボンネットにない「穴」がエアロボンネットにはある。もちろん純正ボンネットでもエンジンルームの冷却のための「穴」が開いているものもあるが、大抵の車は純正ボンネットは穴無しである。

 

純正ボンネットから社外のエアロボンネットに交換することで、「冷却性能UP」の効果が得られるのである。

 

信号待ちなどでエアロボンネットの穴から熱気が出てくることで、「蜃気楼」のように見えるのも面白いようである。

 

スポーツカーの演出としてもエアロボンネットはありかもしれない。
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B空力性能UP

エンジンルーム内はラジエーターを通過した走行風が入ってくるため、「正圧」になりやすい場所である。

 

スピードレンジが上がれば上がるほど、エンジンルーム内の「正圧」は高まり、「リフト」の原因になる。

 

純正ボンネットは穴がないものがほとんどであり、エンジンルーム内の空気は車体下から抜くように設計してある。

 

フロントのダウンフォースのカギを握る「フロントアンダーパネル」の効果を最大限に発揮させる方法のようにダウンフォース獲得のため、フロントアンダーパネルを装着した場合などは、社外のエアロボンネットに交換した方がよい。

 

さもなければエンジンルーム内に入り込んだ走行風の行き場がなくなり、ボンネットが浮き上がってくるなど危険だからである。

 

エアロボンネットに交換すればエンジンルーム内に入り込んだ走行風がエアロボンネットの穴から抜けるため、「リフト」を防ぐことができる。

 

つまり、エアロボンネットはフロントのダウンフォース獲得にも有効なのである。

 

エアロボンネットに交換すると走りの面では良いこと尽くめであるが、実はエアロボンネットの効果をさらに引き出す方法がある。

 

まずはエアロボンネットの効果を引き出すには何が必要なのか見ていこう。

 

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ただ単に穴が開いているだけでは「空気は抜けない」

出典:エアロボンネット

 

空気の流れを作り出すための「工夫」が必要

これは「ダックテール」スポイラーだけが持つ、GTウイングには無い意外な空力効果とは?で書いたことと同じである。

 

車体ルーフから吹き降ろしてくる空気の流れは速く、凸凹した車体下を通ってきた空気は車体後方に上手く流れることができない。

 

そこにダックテールを装着することによって、空気を跳ね上げ、車体後方を負圧気味にすることで、強制的にボディ下面から空気を引き抜かせることができる。

 

エアロボンネットも全く同じである。

 

空気の流れを生み出すには「負圧」を上手くコントロールする必要があるということである。

 

つまり、ただ単にボンネットに穴を開けるだけでは大した効果は得られないということである。

 

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「ガーニーフラップ」でエアロボンネットの性能を引き出す

なぜ「ガーニーフラップ」を付けるとダウンフォースを稼げるのか

 

意図的に渦(負圧)を作り出すことで、空気の流れを生み出す

エアロボンネットの効果を引き出すには、穴から空気を抜き出せばいい。

 

そうすることで空気の流れを生み出せればエアロボンネットの効果を最大限引き出すことができるはずである。

 

空気の流れを生み出すには「負圧」を作り出すことが重要である。

 

手っ取り早く「負圧」を作り出すには「正圧」を作り出す方が簡単である。

 

光と影のように、影を作り出すには光が必要なのである。

 

「負圧」を生み出すために「正圧」を生み出す。

 

その役目を果たせるのは「ガーニーフラップ」である。

 

なぜ「ガーニーフラップ」を付けるとダウンフォースを稼げるのかに書いたように、ガーニーフラップはGTウイングの上端に装着することで、

 

ウイング上面の「正圧」を強くし、ダウンフォースを強力に発生させるエアロパーツである。

 

ガーニーフラップによって流れてくる空気は上に跳ね上げられ、ガーニーフラップ直後には「渦」が発生する。

 

その渦によって「負圧」が発生し、エアロボンネットの穴からエンジンルームの熱気を吸い出すことができるようになる。

 

ガーニーフラップは連なるダクトの先端に1か所付けるだけでOKである。

 

先端の1か所で発生した「渦」が後続のダクトから空気をどんどん吸い出してくれるからである。

 

ガーニーフラップの高さは、車種や走行ステージによって最適な高さがあるので、走り込んでいく中で最適な形状にチューニングして欲しい。

 

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