S2000オーナーが語る「オープンカーあるある」、実はオープンカーはモテる?
なぜ車好きの旦那は妻子持ちにも関わらず、車の改造に馬鹿みたいにお金を掛けてしまうのか
オープンカーってどんな感じなのかイメージできない!
という人のために、セカンドカーとしてS2000に乗っている私がオープンカーあるあるについてお話してみようと思う。
オープンカーに乗ったことがない方はイメージを膨らませて、すでにオープンカーに乗っている方は「それわかるわ〜」と共感してもらえたら嬉しい。
@意外とオープンにして走ることが少ない
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街中で目にするオープンカーはほとんど幌を閉めたまま走行
私はS2000に乗るときは基本的にオープンにして乗るのだが、街中で目にするオープンカーはなぜだかほとんど幌を閉めたまま走っている。
私の価値観ではせっかくオープンカーに乗っているのに、なんで幌を閉めたまま走っているのか正直意味不明なのだが、「そういう気分じゃない」というときもあるのだろう。
考えられる原因としては、
街中でオープンにするのは恥ずかしい
街中でオープンにしても気持ちよくない
暑くて無理or寒くて無理
助手席の人がオープンを嫌がる
こんなところだろうか?
私は田舎に住んでいるため都会でオープンにしたことはほぼないが、都内でオープンにして乗ることを想像しただけで「オープンにしたくないかも」と少し思ってしまった。
なぜなら都内の混雑した道でオープンにしても気持ちよくないだろうなって思うし、やはりオープンカーで走りたいのは景色の良い空いてる道である。
A納車してすぐの間はどんなに近場の移動でもオープンにしてしまう
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近所のコンビニやスーパーに行くってだけなのに、わざわざオープンに
実際の私がそうで、S2000に乗って近所のコンビニやスーパーに行くってだけなのに、わざわざオープンにして乗っていた。
念願のオープンカーに乗れた喜びと、自慢したい気持ちが強かったのかもしれない。
今ではそんな気持ちもすっかり落ち着いたが、当時はS2000に乗っている時間は全てオープンにして乗っていた。
納車してすぐの日、お天気雨が降ったり止んだりした時も、お天気雨に合わせてオープンにしたり閉じたりしていたくらいである。
今振り返ると「滑稽」である。(笑)
B1回エンジンを掛けるとつい遠出してしまう
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休日しか乗らないオープンカー
私は休日しかS2000に乗らないため、ひとたびS2000を目覚めさせてしまうとなかなかS2000から降りない。
S2000を気持ちよく走らせられる場所に行ったり、オープンが気持ちいい場所まで走ったりするため、自然と1回エンジンを掛けるとついつい遠出になってしまうのである。
セカンドカーとしてオープンカーに乗っている場合、必然的に1度乗ったらなかなか降りないのである。
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C急に身だしなみを整えるようになる
出典:ワイルドスピード
オープンカーに乗っていると否応なしに注目を集めてしまう
街の人は、「いったいどんな人が乗っているんだろう」と興味津々である。
実際、オープンカーに乗っていると見られるのは間違いない。
「車はかっこいいけど、乗ってる奴はかっこ悪い」なんて思われたくない。
だから自然と身だしなみを整えてから乗るようになるのである。
実際私も、シルビアに乗っていたときはそこまで身だしなみを気にすることはなかったが、S2000に乗り換えてからというもの、身だしなみを気にするようになったのは確かである。(笑)
きちんとひげを剃り、寝癖は直し、寝間着で運転しなくなった。
私以外の人からすればオープンカーでなくとも当然の身だしなみかもしれないが、私はS2000に乗ってから身だしなみを整えるようになった。(笑)
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D運転席と助手席、2脚同時に同じフルバケに替えたくなる
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オープンカーにとってシートはエクステリアの一部
私はS2000のシートを純正オプションの赤黒本革シートから、レカロのRS-Gに交換しているが、もちろん運転席と助手席両方である。
やはりオープンカーは内装も外から丸見えなので、シートもかっこいいものを入れたくなるのである。
運転席だけフルバケにすると助手席と違うシートになってしまうのが私は許せない。
実際にS2000のオフ会に行って色々なS2000を見たが、運転席と助手席を同じフルバケ2脚で揃えている人が圧倒的に多かった。
レカロのRS-Gに交換している人が多く、次いでブリッドのフルバケが多かった。
ちなみに私のS2000に付いているレカロRS-Gは2015年限定モデルで、世界500脚限定のスーパーシュタルクを運転席と助手席に入れている。
S2000の赤い革内装と、スーパーシュタルクの肩回りの赤いアクセントが超お気に入りである。
E意外と風の巻き込みが少ない
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私も乗ってみて驚いた、「意外と風の巻き込みが少ない」
オープンカーってもっと髪がぐちゃぐちゃになることを想像していたが、いざ乗ってみると頭上をそよ風が吹いているくらいしか風が巻き込んでこない。
ウィンドウを上まで上げてしまえば、ほとんど風が巻き込んでくることがなく、下手するとオープンにしていることを忘れてしまうほどである。
なので私は基本的に窓は全開にして乗っている。
その方がオープンエアーを感じることができるからである。
F野ざらしで放置することに心が痛む
青空駐車をしていると、直射日光によってどんどん幌が痛む
私は休日しかS2000に乗らないため、平日は直射日光に晒され続けている。
これが精神衛生上よくない。
お金持ちの人はシャッター付きガレージにしまっておけば問題ないが、私のような庶民にはそれはなかなか難しい。
そのため、私はS2000をすっぽり覆ってくれる専用サイズのカバーを買って精神的な健康を保っている。
やはり紫外線はお肌だけでなく、幌にとっても害悪であり、しっかりと紫外線対策しなければお肌と一緒で、ボロボロになってしまうのである。
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G野良猫に殺意が沸いてしまう
出典:猫
頼むから幌の上に乗らないでくれ!(笑)
S2000納車からまだ間もない頃の話である。
平日はワゴンRに乗って通勤しており、その日の仕事を終えてワゴンRで帰宅すると、納車したばかりのS2000の幌の上になんと野良猫が休んでいるではないか!
このときは生まれて初めて野良猫に殺意が沸いた。
ワゴンRから飛び降りて、野良猫を追い掛け回したくらいである。
それぐらい許せなかった。(笑)
その日の夜、私はすぐにS2000用の一番良さげなカバーを何のためらいもなく注文したのである。
Hオープンで走る高速道路はめちゃめちゃ愉しい
日常の嫌なことを全部忘れてしまうくらい愉しい
実際何度か会社に乗っていったことがあるのだが、ワゴンRだとなんてことない高速での通勤が、S2000だと一瞬で非日常になる。
あまりの気持ちよさに、その日どんな仕事をするのかしばらく思い出せないほどに、ストレス発散できてしまう。
これはぜひ一度体感して欲しいオープンカーの魅力の一つだと思う。
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Iオープンにしないと音がこもり、ガタガタうるさい
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オープンカーはオープンにして乗っているときに最高のパフォーマンスを発揮する
オープンカーはオープンにしないとガタガタピシピシやかましいものである。
さらにS2000の官能的なエキゾーストノートもこもりがちで、耳障りに感じるほどである。
これがオープンにするとガタガタ音やピシピシ音は一切気にならなくなり、こもりがちだったエキゾーストノートが嘘のように、突き抜けるような甲高いVTECサウンドが響き渡る。
これがもう最高で筆舌に尽くしがたい気持ちよさなのである。
9000まで回る迫力のVTECサウンドを心行くまで堪能するには、「オープン」にするしかないだろう。
J不思議と人が寄ってくる
「GUNMA-17」の手を借りて、チタンマフラーのクラックをTIG溶接で修理せよ!
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友達の家にS2000で遊びに行くとなぜか家の人が全員見に来たり、彼女の家に挨拶しに行ったときもなぜかみんな見に来るのである。(笑)
これはS2000の持つ魅力なのかもしれないが、家中の人がまるでスーパーカーを見るように、わざわざ出てくるなんてことは、S2000以外では起きたことはない。(笑)
K女子ウケが良い
私の経験上いざ実物を見ると乗ってみたいという女性がほとんど
「髪が乱れるから」とか「日焼けしたくない」とか女性陣はオープンカーに否定的な意見が多いが、実は天邪鬼で本当は興味があるのかもしれない。
普通車で窓を開けても嫌がらず、むしろ気持ちいいと感じる女性の場合、オープンカーを気に入る可能性大が高い。
実際私の嫁も口では否定的なことを言っていたが、いざ乗せてみると愉しいらしい。
私がシルビアに乗っていたときから嫁は窓を開けて外の空気を愉しんでいたため、もしやと思ってS2000に乗せてみたところ、予想通り気に入ってくれたようである。
L走っている限り、雨に濡れない
真夏の海岸沿いをオープンカーで流すことが「地獄」で、実は冬が一番オープンカーを愉しめる季節なワケ
止まらない限り、ほとんど雨に打たれることはない
これはスピードが上がるほど顕著になり、高速道路を走行中に突然雨が降ってきたとしても大丈夫である。
これはフロントガラスによって走行風が跳ね上げられるのと一緒に、雨粒も跳ね上げられるためであろう。
「エーモン静音計画D」ボンネットスポイラーでフロントガラス付近の風切り音をなくせ!
しかし、止まると雨に打たれない「魔法」が切れて、ずぶ濡れになるので注意して欲しい。(笑)
まとめ
ENDLESS「RacingMONO4」でS2000のフロントブレーキを強化せよ!
「オープンカーあるある」の数々、楽しんで頂けただろうか?
これまで、私が思いつく限りの「オープンカーあるある」を挙げたが、楽しんで頂けただろうか?
オープンカーにこれから乗るという人のためになれば、私も嬉しい。
こんな愉快な乗り物は他にはないと私は思っている。
ぜひオープンカーの愉しさを味わってみて欲しい。